「手と目と心で解く」
これは当教室ホワイトボード上の壁に掲示してある「算数を得意にする極意」の1つ。さらには、授業で使用するすべてのプリントや配布物、さらには私のメールの名前の後にもくっつけてある文言です。
手を動かし、よく観察し、慎重に丁寧に、を心掛ける。
ヒラメくらぶ開校以来一貫して指導しているポイントです。途中をいい加減に書く、ひどい場合は途中がなく答えだけ。多くの生徒は面倒くさいからやりたがりません。なかなか実行してくれずもどかしいい思いをしながら日々指導し続けています。なかには、実行してくれる生徒もいて、その子の実力は確実に上がります。お家でも学校でも塾でも実行しないと定着しません。
以下本日から配布したヒラメくらぶ「かわら版11月号」に掲載した内容です。
みなさんは問題文を「目」だけで読むのではなく、「手」を動かして大切なところ(求めるもの、単位、主語など)に印をつけていますか? 問題を解くときも同じで、「手」で図を描き、式を立て、筆算を書き、繰り上がりや繰り下がりの数も書く。そして同時に、慎重に解こうという「心」を持って問題と向き合っていますか? この「手」と「目」と「心」が三位一体となって正確さが養われるのです。途中をおろそかにして速く答えを出そうとすると一瞬の不注意が襲ってきます。常に「手と目と心で解く」を意識して解きましょう。