「仕事を楽に、速くすることを考える」と言うと、
雑に、手を抜いて、さぼりながらやると思う人がいるかもしれません。
けれど、仕事を楽に速く(効率良く)すると、総仕事が多くなります。
例えば、10の仕事を、半分の5のエネルギーの5の時間ですると、 何倍もの仕事が出来ます。
仕事上で、「速くしろ」という言葉がよく使われます。
「速くしろ」という言葉は、抽象的です。
1分速くしても、“速くなっている”ことですし、2秒速くしても、同じく速くなっています。
僕だったらこう考えます。
「動作数を減らしてみて」
例えば、「3歩」歩いてしていることがあれば、
「2歩」にする。
そうすると、1歩分速くなります。
動作を速くすると、ミスが多くなりますし、疲れます。
だから、動作数を減らして、時間を短縮するのです。
これを常に考えながらやると、だいたい誰よりも速く仕事ができます。
楽をすること。
例えば、車を使っているなら、
歩くことが減ります。
でも、圧倒的に行動範囲が広がり、時間もかなり短縮できます。
その余った時間で、歩くことを補えばいいのです。
楽をするには、知恵がいります。
そして、総仕事量が多くなります。
簡単なことは、かなりの総量があるのです。
楽して痩せるダイエットと言われるものは、ひとつひとつは少ないけれど、
総仕事量が多いです。
「楽する」とは、1円玉のようなものです。
楽をするため(千円札に対抗する)には、1000枚必要なのです。
テーマ:仕事術【2025年】