更新するモチベーションがなくサボっていましたがぼちぼち再開。一応昨年のレースの振り返りの記事になります。というかどちらかと言うとリハビリ日記か。


正式名: 群馬CSC 交流戦 6月大会 Day-2

リザルト:E1 DNF(1周目完了時に落車)

公式リザルト

日程:2019年6月16日(日)

天候:曇り

コース: 群馬サイクルスポーツセンター 周回コース 6.0km×12周

(コース詳細は省略)


1.レースを振り返る

久々のレース。Day2は前日組がPクラスとの混走レースである程度疲弊しているであろうことからリザルトを狙いやすいのではないかとの思いから参戦すること。

今年はプライベートの予定等もあって出場レースこそ少ないものの、コンディション的には非常に良くて、上手く走れば入賞も狙えるのでは、と思うような調子の良さだった。

レース開始。集団中盤で何事もなく1周目を消化し、2周目に入ろうかというホームストレート、集団前方でいきなり落車が発生する。ゴールライン手前のただの直線でなぜ?

なんとなく横に避けられそうだったので集団の左側をすり抜けようとしたところ、ハンドルが絡んで弾けた人が横方向から突然進行方向にはじけ飛んできた。いきなりすぎてこれを回避できず乗り上げる形で落車。

結果論だが、レースを捨ててでも安全側に判断して 完全停止しておけば防げた落車ではあった。ただ急ブレーキも後ろから突っ込まれるリスクがあるし、さすがに1周目でレースを捨てる覚悟は持てなかった。

宙を舞って上半身から地面に突っ込んだため、反射的に肘から着地してしまった。あ、これ骨折したな、というのは感覚的にすぐ分かった。発汗や血の気が引く感覚は以前中学校の部活動で骨折した際に経験したことがあった。

救急室で応急処置してもらい同伴のチームメイトも特にいないので自力で車を運転してなんとか茨城まで冷え汗かきながら帰宅。我ながらよく運転したものだと思う。看護師をやっている嫁の紹介で緊急外来を予約してもらい当日の夕方にレントゲンとシーネを巻いて応急処置してもらう。やはり、骨折でした。

肘の先端の肘頭と呼ばれる部分が折れていた。(新城とまったく同じパターンでした。自分の身を持って考えるとあれで全日本の勝負に絡んでる新城の異常さが良く分かる。怪我から3ヶ月って自分はまだ自転車すらロクに乗ってない時期だった。)

部位的に手術しないと治らないらしく、手術の予約をしてその日はとりあえず帰宅。痛みで十分に眠れないが、翌日は会社に出社し納品物をまとめてとりあえず無事納品。今振り返るとこの辺よく仕事してたと思うレベル。

で、翌日から検査入院し、泊りがけでそのまま手術。全身麻酔は初めてだったがすぐに意識が無くなって気づくと病室の上にいた。麻酔って本当にすごいな。無事終わり、翌日退院でも良かったんだけど家にいても不便なので1泊延長させてもらった。


2.リハビリ編

昔はギブスと言っていた気がするけど、しばらくはシーネというものを巻いて生活した。ギブスの下半分で上はあて布と包帯みたいな感じ。確か取れるまで2,3週間くらいかかったと記憶している。痒みがあったり風呂に入れなかったりで非常に不便だった。

特に服を着るのが不便で、ユニクロのエアリズムポロシャツならなんとかシーネを巻いた腕でも通るというのが分かり、それを数着買って当面しのいだ。伸縮性のあるビジネス用の服って案外少ないんだよな。

で医者からシーネを外して良いとの判断をもらい、骨折から3週ほどでシーネを外したと思う。ここからのリハビリがまた大変で、腕がなかなか曲がるようにならない。

週に1回はリハビリに通い続けた。病院でのリハビリはお湯で温めたり少し力を入れて曲げたりマッサージしたり超音波みたいなのを当てたり。1回30分くらいか。 家でも曲げたりして練習するものの治りが悪い。

2週に1回は医者の診断が必要で時間が取られるのもなかなか厳しかった。 病院はとにかく高齢者だらけで時間がかかるので半日は失ってしまう。日本の高齢化まじでやばいな。

2ヶ月ほど過ぎても腕が90度くらいまでしか曲がらない状態だったのでこのままでは拉致があかないと思い並行して接骨院に通い始める。接骨院でも金属が入っているうちはそこまで力がかけられないらしく加減しながらそこそこの力かけて曲げる。それでも十分痛いわけだが、やはり治りが悪い模様。

未だに90度ちょいしか曲がらない状態で医者も首を捻っています。 場所的に金属が可動域を止めるようなことはないと。 どうも治りがかなり遅いらしい。骨自体は着いているので、金属のワイヤーを一度抜いてみてからリハビリしようということになり現在手術待ちの状態です。1月末に関節に入っているワイヤーを抜く予定になりました。

というわけで、まだリハビリ生活は続きます。自転車自体はそれほど問題なく乗れるのですが、生活するほうがとにかく不便。

3.今後の活動について

どこかで必ずやると思ってた大怪我がこのタイミングで来たか、という感じです。JBCFでも宇都宮で一度巻き込まれていて、あの時も確か直線でした。

もうJBCFはやめようかなと思います。地雷原の中を歩いているような感覚で、E1でも集団がまったく信用できません。全員ではないんだけど一部でスキル的にかなり怪しい人がいて、一人が転ぶと集団全体が逝ってしまうので同じ集団内でレースすることは不可能と判断しました。

あくまで趣味なので 、怪我のリスクを追ってまでやることではないと感じます。今回の件で嫁にたくさん助けてもらったので、感謝の気持ちとこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないので、また大きな事故が起きる前に身を引きます。

で、今後ですが100%はないにしても落車の起きやすいレース、起きにくいレースというのはあると思うので、極力落車の可能性の低いホビーレースを中心に走ろうかなと考えてます。エントリー人数が少ない、登坂で集団がバラけるレースなど。もしくはTTとか原点回帰でヒルクライムレースを再開しても良いかもしれません。

LINK TOHOKU主催の福島のレースなんか結構安全な気がするのでその辺とかニセコ、沖縄あたりを目標に走ろうかなと思います。というわけで自転車ぼちぼち再開していきます。