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あぶない農業と儲かる農業

サツマイモ博5万人

2023/03/12
野菜 0
3/12 サツマイモ博大盛況

全国でサツマイモの栽培が急増しています。 2月22~26日の期間、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで「さつまいも博2023」が開かれ、5万人が訪れました。
サツマイモは、生産、需要が増え、焼き芋やスイーツで人気があり、輸出も増えています。
収穫したサツマイモは、キュアリング技術で貯蔵し、熟成させることで、風味・糖度が増します。
サツマイモ生産の県別ランキングは、1位鹿児島、2位茨城、以下千葉、宮崎ですが、最近では北関東、東北地方の生産が増えています。北海道でも生産が始まりました。

食用サツマイモの品種の栽培は増産していますが、焼酎用のサツマイモは基布病の広がりで、大減産、焼酎メーカーの取り合いとなっています。新品種が開発の開発も進んでいますが、まだわずかで、試験栽培段階です。
今のところ、基腐病にかかりやすい品種は、「コガネセンガン(焼酎用)」、「べ にはるか」、「ベニアズマ」、「高系14号」、「シロユタカ」などですが、これらがサツマイモ生産の7割を占めています。

店頭で販売されているサツマイモは、品種に関わらず、安全に食べられます。基腐病にかかったサツマイモは、廃棄されます。

人気品種は、いまのところ基腐病の感染には、かかりにくいようです。
人気サツマイモ(青色が生産の多い品種)
1位 紅はるか
 2位 シルクスイート
 3位 安納芋

 4位 クイックスイート
 6位 ひめあやか
 7位 鳴門金時
 8位 紅あずま
 9位 紅さつま
 10位 パープルスイートロード
 11位 アヤコマチ
 12位 アヤムラサキ
 13位 安納こがね


下図は、農研機構の資料です。
kihuteisei.jpg

cure.jpg
左上:コンテナ施設、右上:キュアリング施設内部
左下:キュアリング処理したサツマイモ 右下:キュアリング

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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