いよいよ期末試験が始まりました!
最後の試験です。。。
今回の試験の日程は、
1日 HIST331
3日 ECON476
8日 GOVT305
という感じです。
それプラス、日本史のエッセーが1日までの締め切りであります。
これは学期を締めくくる最終課題といった位置づけなので、結構重要です。
テーマは1600年以降の日本史に関連することならなんでも可です。
自分は、もともと興味のあった、「大政奉還」にしました。
ただ、調べればいいのではなく、自分なりの歴史に関する解釈を打ち立てて、議論を巻き起こさなければいけません。
徳川慶喜が大政奉還後にどんな統治機構を考えていたのかを中心に、将軍職を降りた後も、日本政治の中心にいたいという意欲について考えました。
4/28・29の週末はとにかく一所懸命エッセーに取り組みました。
土曜日にリサーチを終えて、日曜日から書き始めました。
リサーチ自体はかなり早めに始めていたのですが、興味がどんどん沸いてしまったので、とても時間がかかってしまいました…
なんとか火曜日の夜に書き上げ、その後提出しました。
ちなみに、月曜日にはリッチモンドに行ってきました。
(これで月曜の日中はすべて潰れてしまったので、結構エッセーがやばめでした。。。)
リッチモンドはWMの北西に車で1時間ほどです。
バージニア州の州都として、そして南北戦争時には南部連合の首都としての歴史があります。
いままで、中心部には一度も行ったことがなかったので、この機会に行けてよかったです。
南北戦争時に南部連合の大統領が住んでいたホワイトハウス
そしてその隣には、南北戦争博物館があります。
詳しく時系列を説明していて、南北戦争の歴史がわかりました。
事実を説明することに焦点を当てることで、かなり中立的な内容でした。
特に南部連合を正当化することもなく、割と淡々としています。
現在の南部諸州の州旗など
街には大きなVirginia Commonwealth University (VCU)という大学があって、この博物館の周囲はとても大きな医学部の建物がたくさん立っていました。
リッチモンドの街も半分くらいこのキャンパスで成り立っている感じです。。。
そして、街の中心部を散歩しました。
高層ビルも少なく、月曜日なのにもかかわらず結構静かで落ち着いた街並みです。
市庁舎は立派です
ちょっと離れたジェームス川の方に行くとぽつんと立派なビルが建っています。
Federal Reserve Bank(連邦準備銀行:アメリカの中央銀行)のリッチモンド支部です。
バージニア州だけでなく、DC、メリーランド、ウェスト・バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナをすべて統括しています。
そして、リッチモンドの目玉である、州議会議事堂にも行ってきました。
トーマス・ジェファーソン先輩の設計です。
1699年ー1780年までは、WMのあるウィリアムズバーグがバージニア植民地の主都でしたが、
1780年から現在に至るまで、リッチモンドが州都です。
この議事堂は1788年に完成したものです。
議事堂の中央部は吹き抜けになっています。
ジョージワシントンの全身を測定して作られた像が中央に置かれています。
生きているときに顔の型もとったそうなので、像の中で一番正確なものだそうです。
旧下院議場
ここで独立時の様々な議論が行われました。
また、Bill of Rightsという、基本的人権を保障する憲法の追加条文が採択されたのもこの部屋です。
これが現在の下院議場です。
ずっとリッチモンドに行きたいと思っていたので、ようやく行くことができてよかったです。
そして、木曜日にはECON476の試験を受け、ようやく一息つくことができました。
現在は火曜日の試験を残すのみとなり、いろいろ卒業する準備などを始める余裕が出てきました。
今日(金曜)は、とても天気が良かったので昼間にコロニアル・ウィリアムズバーグへ散歩に行ってきました。
30度を超えるような温かさで(蒸し暑くはないので心地いいです)、散歩日和でした。
これが1780年までバージニア議会の議事堂として使われていた建物です。
一週間で今使われているのと先代を見ることができてなんだかお得な気分です。
今日の夕方には、卒論(Honors Thesis)に取り組んだ全学科の学生と教授を招いたレセプションが行われました。
ごはんとアルコールも少しでて結構立派なイベントでした。
久しぶりに担当教授とゆっくり話せてよかったです。
いよいよ卒業式が来週に迫っています!
のこり一週間も大事に過ごしていきたいと思います。