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先日、舌小帯のことで

阪大病院を受診した話を書きましたが、

そこで診断を受けて、

 

私の中のモヤモヤした感情が

湧きあがったと同時に

過去に置いて来ることができたので

その記録をのこしておこうとおもいます。

 

 

 

 

 

ふゆさんの妊娠中、

4人の中で一番メンタルが安定していて

妊娠していることに嫌悪感を感じなかったし、

母乳育児にも前向きでした。

 

 

上の子たちの時は

とにかく母乳を与えることが苦痛で。

ハルさんの時は気持ち悪いと感じていました。

さらに乳頭の痛みがひどく、

やめたいやめたいと思いながらの母乳育児でした。

 

ナツさんアキさんの時は

そこまでではなかったものの

妊活や服薬のために母乳をやめることに

「仕方ない」と諦められました。

 

 

いや、

ナツさんの時は「次がある」と思っていたし

アキさんの時はそんなことどうでもいいくらいに病んでいた

といった方が正しいかもしれません。笑

 

 

 

 

 

今回、最後の妊娠出産になるだろうから

母乳育児は悔いのないように頑張りたいと

思っていたんです。

 

とても前向きに。

のんびりやろうと。

 

 

 

 

 

だけど、ふゆさんは

飲み込むのが上手な赤ちゃんではなかった。

 

 

母乳についてどこまで書いたか覚えてないけど(笑)

 

私は授乳のたびに

勢いよく出る母乳にむせてギャン泣きするふゆさんを

どうしたらいいのかわからないまま抱いていました。

 

 

 

もちろん、2週間健診でも1ヶ月健診でも相談しました。

 

2週間健診の日は

初めてふゆさんを連れて1人で外出した日で

朝から緊張していたのか

昼食もきちんと食べていなかった気がします。

 

その時の授乳指導では

問題なく飲めてしまって

「とっても上手ですよ」と言われました。

 

 

1ヶ月健診の時は授乳指導はなく、

「むせて飲めていないんじゃないか」

と相談しても

「赤ちゃんもまだ飲むのが下手だから。

体重もちゃんと増えてるし大丈夫」

と言われました。

 

その時点でミルクも足してたんじゃなかったかなと

思うんですが・・・

確かに体重には問題がなかったです。

 

 

 

 

 

 

ふゆさんの舌小帯強直症がわかって、

一番最初に思ったのが

「どうしてもっと早く見つけられなかったんだろう」

 

 

 

生まれたときに見つかると

退院前に切ってしまうことが多いと聞きました。

 

何度も「むせて飲めない」と相談したのに

その時にもし誰かが

「赤ちゃんの口腔に問題はないか」

疑ってくれてたら違ったかもしれない。

 

結果が同じだったとしても、

あのころから知っていたら

むせてギャン泣きのふゆさんに

うんざりすることもなかったかもしれない。

 

 

 

 

 

冷静に考えたら、直母できないからと言って

搾乳やミルクを哺乳瓶で飲めているなら

順調に体重も増えるし、

なんの問題もないはずなのだけど。

 

 

産後の母親って、母乳関連の悩みには

本当に冷静さを失うなぁと思う。

 

 

私だけでしょうか(笑)

 

 

 

 

母乳は一度やめると再開できないことが多いし

出なくなった母乳をもう一度出るようになんて

自由自在にはできないから

 

「ちょっと休憩~」とか気軽にできない。

 

 

出来て、授乳1回をミルクor搾乳にするくらい。

 

 

 

せっかくいい感じに出ているのに、

私のせいで出なくなったら・・・とか

 

考え始めるときりがない。

 

 

 

特に今回は、最後の妊娠出産と思っているので

余計思いも強くなってしまっていたんだと思う。

 

 

 

 

あの時、ふゆさんが授乳のたびに泣くのを見て

私のことが嫌いなんだろうか、とか

私は母親失格なんじゃないか、とか

 

そんな感情に支配されたりしていました。

 

 

よく考えたらあり得ないんだよ(笑)

そんなこと考えながら過ごす授乳タイムが

親子にとって良い時間なわけがないのよ(笑)

 

でも、当時は本気でそう思っていました。

 

 

 

 

あの時、ふゆさんの気持ちや

私のおっぱいの形や母乳そのものに問題があるんじゃなく

 

舌が上手に動かせないから飲み込めないんだ

ってわかっていたら

あんな風に悲しい気持ちで支配されることなく

 

頑張れ~って応援しながら

できるだけたくさんの母乳を与える方法を

助産師さんとかに相談できたかもしれない。

 

 

 

 

すごく悔しくなりました。

 

私がそうやってゆったりした気持ちで

ふゆさんの母乳育児出来てたら、

もう少し長い間母乳をあげられたかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう遅いので、だから何っていうわけではないのですが

なんとなく残しておきたかった記録です。

 

 

歯科の先生には

「体重が増えてるならOK!」って言われたけど

決してそうじゃないと思う。

 

 

新生児の頃に知れていたら

私の気持ちはもっと救われただろうなと思う。

 

 

 

こういう性格もあるから

病気とかマイナスのことでも何でも知りたいのかもしれない。

白黒はっきりつけてほしい、

って思ってしまうのですよね(笑)

 

 

ある種、諦めに似た感情というか。

 

名前のついていないもやもやした気持ちとか

こみ上げてくる悲しい気持ちとか

そういう感情に線引きをして、整理することができるんです。

 

 

感情に支配されがちな人間なので、

客観的材料っていうのは結構大事。

 

 

病気(障害)だから仕方ないよね

って、自分の気持ちに線引きすることは

悪いことじゃないよなって再確認した出来事でした。