トラカリコン!

「虎・借り・コン!」。虎の威を借りた狐。虎の威を借りて吠える狐が私…。虎が何であるかは、本人にもわからない。

日米政府は日本人に洗脳に興味を持たれたくない?<脳の探究と国家安全保障(2)>

2022-10-25 20:17:49 | アベスガ政治の仕上げ中?

アメリカが洗脳に本格的に取り組んだきっかけは、朝鮮戦争で捕虜になった兵士達は洗脳されているのでは・・・という話が出回ったことだそう。
旧統一教会創始者「真のお父様」こと文鮮明氏は北朝鮮出身の元KCIA工作員でアメリカ滞在歴もあった。
当時の洗脳研究に学ぶ素養と機会は充分だったろう(ちなみに、「バラいろダンディ」で苫米地氏は、オウム真理教にもアメリカの洗脳マニュアルが流れていた、と話していた)。

当時のアメリカ、虐待や薬品(LSDなど。以前『アフリカの2つの夏』のモロッコでの軍事クーデターのことを書いた。この洗脳手法だったのだろう)による洗脳の研究実験を盛んに行なっていたという。『操作される脳』の著者の10歳頃の記憶によると、両親が営む治療施設にバスで送られた人々は(人種に対する驚きの記述がなかったので)白人だったようだ。
(原爆の被曝実験には米兵多数が投じられた。人種差別がひどい時代だったので被験者は黒人兵だったか、というと。当時の白黒映像には若い白人兵士達しかなく。「人種差」を調べていたのかもしれない。私がその映像をテレビで見た時代は、原爆の恐怖が頻繁に議論されていた。絵本『風が吹いたら』が出版された頃だ)

東西冷戦真っ只中。ソ連の洗脳研究はもっと進んでいるかもしれない・・・という恐れが、自国民(兵士・犯罪者・兵役拒否者・大学生)を実験台にして研究を進める動機になったという。

 

やがて、この種の研究実験は批判にさらされるようになった。その上虐待・薬品による洗脳より進んだ技術も現れた。

だが。「ユナ・ボナー」と呼ばれたアメリカの大学教官テロリストが学生時代に当時の手法の洗脳実験の被験者だったことが判明している。洗脳によるアメリカの汚点は、アブクレイブ刑務所での尋問目的の洗脳(赤十字にもアメリカにより報告されているとのこと)など、まだ「過去のこと」とは言い切れない。


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