前回のブログで日本に行っていて、結構焼肉やらステーキやら美味しいバーガー、天ぷら、などなど結構な食生活をしていた。
あと、新しいポテチも試したくてコンビニに行ってはポテチを買ってみたり、朝食には、惣菜パンを買ったり。。。
フランスに戻って、朝はバターをたっぷり塗ったパンを食べたり、集まりが多くてワインや泡を飲む機会も多かった。
その不摂生のせいなのかと思うのだけど、2022年春からとっても体調が悪くて、
たまに微熱(37度台)が出たり、朝、なんとなくだるくて起きるのが辛かったりって日々が続いてた。
さらには食欲不振にもなってきた。お腹が張るような感じもする。
コロナの検査を受けてみても陰性。
ということで、かかりつけ医に予約を取って行って、事情を説明したところ、
血液検査とエコー検査の処方箋をくれた。
日本だと、血液検査とかは小さい医院であっても、ほぼその場でしてくれて、
他の検査は、医院から大きい病院に予約を取ってくれるのが普通だと思うんだけど、
こっちは、すべて分業なので、普通の医者は、最大で触診、血圧、コロナ検査ぐらいしかできない。
こっちは体調悪いのに、自ら検査機関を探して、予約に臨む。。
血液検査はラボでできるのは知ってるので問題ないとして、
エコーとか映像の検査は、その検査機関にも、出来るものとできないものがあって、
受付で番号呼ばれるまで待って、処方箋を見せたら、「あ、これここではできないよ」って言われたりね。
で、血液検査とエコー検査をやってきたら、、、
肝機能の数値がやばーい。エコーでも肝臓の近くにガングリオンがあると言われた。。。
ガングリオンってなにーー?
どきどきしながら検査結果の説明文をネット辞書を使いながら読んで行っても、
肝臓には問題はないが、ガングリオンがあるとしか書いてない。
リンパ腺のつまったやつとか、そういうのらしいのだけど。
その結果を持って、早くて1週間後のビデオコール予約しかとれなかったかかりつけ医と話すと、
「じゃあ、次はCT検査してきて」ってまた処方箋を出してくれた。
私のかかりつけ医、いつもニコニコしてて、感じはいいのだけど、のほほんとしていて、大丈夫かなってw
かかりつけ医のゆったり構え具合を見てると、そんなに切羽詰まった状況じゃないような気もしてきてwいいのか悪いのか。
前のエコーしてくれたところはCTやってないので、同じグループのここに電話予約してねって言われてすごすご家に戻る。
電話ってことは、電話で処方箋を読み上げたりしないといけないってことで・・w
電話する前に難しい単語の読み方調べたわ。
予約センターに電話すると、意外と感じの良い男性でテキパキと予約を取ってくれて、
必要書類もメールで添付するねーってホッとしたところ、びっくりしたの。
「買って持ってきてもらうものがあるから、添付の中身ちゃんと見て、検査の前日には買っておいて下さいね」
えっ?
何をお供えする必要があるの・・?
メールは数秒後にやってきて、添付を開けると、
予約表、病院スタッフへの暴言暴力は致しませんっていう誓約書w、そして、
処方箋となっていて、
なんと、CT検査で使う「造影剤」を薬局で買って持ってくるようにとのこと。。
なんて分業ーーー!
日本で造影剤を使ったCT検査したことあるけど、病院で用意されてたよー!
どこの薬局でも売ってるのか分からなかったので、大きそうな薬局に行って処方箋をおそるおそる出したら、
向こうは手慣れたもので、割と大きな段ボール箱に入ったそれを渡してくれた。
保険証とミュチュエル(相互保険)で全てカバー。
日本だったらもう数日後の予約日に病院に行けば全てやってくれるって感じだけど、
こっちは、血液検査以外は、一個一個自分で予約取って、1週間後ぐらいが目処。
こういう目に遭ってみると、本当に健康って大事で、体調不良になってしまうと、
医者にかかったり検査するのだけでも、余裕で1ヶ月ぐらい経ってしまうのが怖すぎる。
その造影剤を使ったCT検査結果は、特に問題ないと書いてあった。
その結果をまた1週間後のかかりつけ医に出したら、
「大丈夫だったねー、じゃあ、2週間後ぐらいにまた血液検査とエコーして経過を見ましょう」ってことに。
ガングリオンって何か塊が見えてたのが、「何か」は分からなくて、もしかしたら悪い腫瘍なのでは・・
と、落ち込み塞ぎがちになってたので、ここでひとまずほっとしたのだった。
つづく。