Marvin Hamlisch(19440602 -20120806) はニューヨークの出身。

アメリカの作曲家、指揮者として輝かしい足跡を映画音楽、Broadway Musical, 

ヒットソングの作者として残したが、どちらかといえば地味な存在だった。

 

幼いころからConcert pianistを目指したが、ジュリアード音楽院を卒業後はComposer, conductorを

目標に当初はBroadwayでミュージカル公演のリハーサルでピアノを弾いたりしていたが、

やがて映画音楽をてがけるようになり徐々に名声を高めていきました。

映画「スティング」のテーマ"Entertainer"は1974年全米3位を記録したScott Joplinの作品で

ヒット・チャートにマーヴィン・ハムリッツシュ名義でランクさせた唯一の作品。

映画の音楽監督を務め編曲の部門でアカデミー賞を獲得した。

サウンドトラックアルバムは全米第1位を記録。

 

 

 

同映画で使用された"Luther"はHamlisch自身の作品。

 

 

"Travelin' life"(Marvin Hamlisch-Howard Liebling)は作曲家としての初期の作品でLiza Minnelliが

1964年に録音しています。

1965年にはLesley Goreに"Sunshine llolipops & rainbows"(Marvin Hamlisch-Howard Liebling)を

提供し映画"Ski party"に使用され最高位13位を記録。

1967年の"California nights"「星のカリフォルニア・ナイト」も同じコンビの作品で

Lesley Gore盤が全米16位にランクされました。

 

 映画の世界でも徐々に認められていきます。    

"Life is what you make it"(Johnny Mercer-Marvin Hamlisch)は映画「コッチおじさん」(1971)

のテーマでPecy Faith の演奏です。

"Nobody does it better"(Marvin Hamlisch-Carol Bayer Sager)は映画「007 私を愛したスパイ」(1977)の主題歌でCarly Simonが歌い全米第2位を記録しました。

 

"Last time I felt like this"(Alan & Marylin Bergman-Marvin Hamlisch)は

映画"Same time, next year"(1979)の主題歌。Johnny Mathis with Jane Olivor盤が

同年ACチャートで15位を記録。

"Through the eyes of love"(Marvin Hamlisch-Carol Bayer Sager)は映画「アイス・キャッスル」

(1979)のテーマでMarvin Hamlisch自身の演奏です。

この他、 

Broadway Musical”Chorus line”(1975)はEdward Kleban-Marvin Hamlischのコンビが楽曲を

提供したヒット・ミュージカルで映画化もされました。

"One"はRay Conniff Singersのコーラスです。

 

"What I did for love"はJack Jones盤が1975年ACチャートで25位を記録しました。

 

 

Broadway Musicalではこの他”They're playing our song"(1979)も成功を収めた。

"I still believe in love"(Carol Bayer Sager-Marvin Hamlisch)は、その主題歌で当時、

注目されました。

Steve Lawrenceの録音。

 

 

 担当した映画音楽には「泳ぐ人」(1968)「幸せはパリで」(1969)"Starting over"(1979)

「チャンプ」(1979)「普通の人々」(1980)などがあります。

「マンハッタン・ラヴソディ」"Mirror has two faces"(1996)の主題歌"I fainally found someone"(Barbra Streisand-Marvin Hamlisch-Bryan Adams-M. Lange)はBarbra盤がACチャートで

1997年第2位を記録しています。

 

 

 1973年映画「追憶」"Way we were"の主題歌はBarbra Streisand盤が’73-’74年にかけて大ヒットし

全米第1位を記録、グラミー賞、アカデミー主題歌賞も獲得しました。BarbraとMarvinの関係はBroadwayで「ファニー・ガール」でリハーサル・ピアニストを務めていたころまでさかのぼり、晩年にはBarbraのステージの音楽監督に就任しコンサートに貢献した。

 

 Hamlischの死後2014年に公開されたピアニスト、リベラーチェの伝記映画「恋するりべラーチェ」への

スコア提供が遺作と考えられる。

 

 

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