ザハーロワとレーピンがやってきたー!
とはいえ、ザハーロワ、レーピンって誰?って話ですが
■スヴェトラーナ・ザハーロワ
ウクライナ生まれのバレリーナ。ワガノワ・バレエ・アカデミー
(サンクトペテルブルク)を経て、1996年マリインスキー・バレエに入団。
2003年にボリショイ・バレエ団に移籍しプリンシパル。
■ワディム・レーピン
ロシア・シベリア生まれの世界的バイオリニスト。
クラシック、バレエに素人の私でも、名前は聞いたことがあるこの2人。
実はご夫婦でもあります。
レーピン自身が芸術監督を務める「トランス・シベリア芸術祭」で
ロシア国内から、アメリカ、韓国、フランスなどを回っています。
で、なぜか日本では
東京、大阪とこの田舎町(失礼)のみの公演↓
これは行くしかないでしょう。
で、中身はというと
レーピンとアンサンブルの演奏と
ザハーロワのダンスが交互に披露されますが
ザハーロワ、すごいっす。
鍛え上げられた肉体と、キレのある動きから発するオーラと。
共演のボリショイ・バレエの男性ダンサーもすごかった。
レーピンは超絶技巧だけでなく、ユーモアもあり
人なつっこそうな人柄がにじみ出ていました。
日本語を交えてのダンサーとのおしゃべり(寸劇?)あり
1時間ちょっとの公演ではありましたが、十分に楽しめました。
会場の拍手も鳴り止まず、みなさん堪能されたようです。
なにしろ、座席は前から6列目。
ありえない近さです。
振り返ると、埋まっている座席は8割もなく
7割前後というところでしょうか。
いかにも「バレエやってます!」という親子のほか
ちょっとしたセレブ風の女性やご夫婦が目立ちました。
世界的なスターに申し訳ない状況。
ごめんね、ザハーロワ、レーピン。
また来てほしい……(^_^;)
大きな声では言えませんが
料金は前日の渋谷・Bunkamuraでの公演の半額程度。
田舎の生活には、こういう良いところもありますね。
なのに、なのに。
なぜ客が入らない……!?
って、ザハーロワもレーピンも知らんわな、フツー。(苦笑)
なぜこの田舎町(またまた失礼)での公演となったのかは
ナゾのままですが、クラシック音楽も、ロシアという国も
まだまだ一般の日本人には遠いようで
一抹の寂しさと、人知れずちょっぴり贅沢な時間を
過ごせた優越感を感じながら、帰ってきた次第です。
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