もし、

こんなことを聞かれたら、あなたの答えは イエス ? ノー?

 

デートで墓地に行かないと誘われたら。

週末は快晴の予報だから墓地でピクニックしようよと言われたら。

 

私の答えは、

ノー !

ノー !

 

だけど、

この墓地がスコーグスシュルコゴーデンだったら

私の答えはもちろん イエス!

 

この続きを読んだら

あなたの答えもきっとイエス!になるでしょう。

 

 

 

メトロの駅を出ると背の高い塀が続く、

目的の場所はこの塀の中。

 

塀が高くて中をうかがうことができない。

 

今まで何度も写真で見てきた、丘に立つ十字架は

写真と同じ姿でそこにあるのだろうか。

 

歩道の上は街路樹が緑の屋根を作っている。

塀と街路樹に囲まれた木陰のトンネル。

 

トンネルの先に日の当たる場所が見える。

 

 

今思うと、

塀と街路樹に囲われた少し閉ざされた空間は

次にくる空間をより劇的に感じさせる仕掛けだった。

 

明るい場所は半円形の広場で、

そこから道路と直行する道が伸びている。

 

そして、

その道の先にはあの景色が広がっていた。

 

 

入口に向かって下がる、すり鉢状の緑の大地。

その周りを取り囲む木々。

大きくて青い空。

 

そして、十字架。

 

道路から続く塀は広場から先は進むに連れて高さが低くなるので

徐々に視界が広くなっていく。

 

 

 

緑の大地の一番高いところに”瞑想の木立”があり、

四角い広場の周りを木々が取り囲んでいる。

 

 

高台から周囲を見渡すことができる唯一の場所。

 

入口側からは長い階段を登る。

この階段、ちょっと変わっている。

 

 

踊り場の上と下では蹴上(1段)の高さが違う。

上に行くに連れて緩い段になっている。

 

上りやすくするためとのこと。

 

この場所ならではの素敵なアイディア。

 

自然の中にある階段だから、

周りと同じように一定の勾配でない方がより周囲に溶け込む。

 

上に行くに連れて心を落ち着かせ、

瞑想に入りやすくしているのではないかな。

 

そして、

この階段の反対側にある降り口は坂道になっている。

 

瞑想の前と後では気持ちも変わるから

行きとは違う方法で帰ることが形にも表れている。

 

 

次回は森の火葬場を紹介します。

 

そう、

それであなたの答えはイエス!に変わった?

まだの人は次回も見てね。

 

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いつも応援ありがとうございます!

 

 


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