2月27日 読売新聞朝刊『獅子の計略 政策決定』
≪要約≫
発足から1年もたたないインターネットネットメディアが中国メディア界で影響力を強めている。東方早報の傘下にある「ほうはいニュース」だ。もちろん、完全な「報道の自由」が認められているわけではないが、官僚腐敗など政治問題にも踏み込んでスクープを放つ姿勢が人気を集めている。習近平が唱える「メディア再編構想」に基づいて、党中央宣伝部は新興のほうはいニュースを利用しているとみられる。習近平は過去の経験から「社会に影響力のあり、自分の意のままにできるメディア構築」をすることが真意であると読み取れる。
≪意見≫ 党の正当性を伝えるだけではないマスコミは、中国国民の大きな支持を得るに違いない。しかし忘れてはいけない。党腐敗のニュースを流したのも、党の策略かもしれない。ほうはいニュースが流す情報は確かに正しいかもしれないが、策略的に流されたニュースである可能性があるということも覚えておくべきである。これは中国に限った話ではないが。また、情報の格差も心配される。情報が紙媒体からネットに移ることで、農村部と都市部の情報の格差は更に広がるだろう。
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