「会社の歴史を伝えること」食品物流企業の経営者ブログ
2022年3月8日
昨年から取り組んでいる社史編纂。
今日は、最終原稿のチェックを行った。
自分が入社する前の会社の出来事は直接知ることはできないが、
創業当時の部分を読んでみると、たくさんの苦しみや喜びが
あったことが容易に想像できた。
私が入社してからのおよそ23年間だけを読み返しても、本当に
いろいろなことがあったことを思い出す。
その1つ1つが私が経営者として成長できた理由になっていると
思った。
苦しいことや悲しいこと、嬉しいことの積み重ねが企業風土や
価値観を醸成すると考えれば、歴史を後世に伝えるために
社史を編んでおくことはとても重要な仕事なんだろうと思う。
未来の担い手が道に迷った時に、この社史をめくることで
過去の担い手が何を考えどのような意思決定をしてきたかが
判れば、きっと心強いに違いない。
出来事ごとに活躍した社員の名前を刻んでおくことで、
たくさんの社員のおかげで現在があるということも伝えたい。
会社は器でしかなく、その価値は社員なのだから。