画廊喫茶「こもれび」ママから
私とパパの馴れ初めなど聞きたいと言われてたので、
他のお客様が一人も居ないチャンスに、
ワクワクしながら夢中になって話してましたわ。
その苦難のレベルエピソード1からレベル10まで語る度に、
ママ驚く驚く。
「貴女、そんな大変な経験をされた様に見えないわね。
呑気に好きな様に暮らしてるマダムにしか見えないわ。
よく、耐えられたわね、普通なら離婚だわよ。私なら出て行くわね」と、のたまいました。
はーっはっはー‼︎だ。
聞いたか、サイボーグ馬鹿男。
誰が聞いても、皆んな私の味方だ。
決して、いまだに怒ってたり、恨んでたりしてませんのよ。
「貴女はそれだけの苦労を他人事の様に面白おかしく語れるって、凄いわね」と。
「はい、人の痛みがもうあんまり解らなさすぎるんで、地雷を踏んだ時は炸裂する前にランチャー銃で連射して焼き入れてボコボコにしてます」と、お答えしました。
その反撃に耐えられる主人の器は大きいと思いますよ。
焼き入れながら、大した男だわと、ある意味感動してますわ。
途中から、お客様が来られたら、「ちょっと待ってね、又後で続き聞かせて」と、
案外ママも面白がって喰らい付いておりました。
「貴女、それ小説に書けるわね」
「はい、朝ドラに出して欲しいですわ」と、調子に乗ってました。
毎朝15分間のドラマでクライマックスで、次の日になる連続で面白いと思います。
どんだけ、ドラマチックなストーリー展開の人生設定してきたんだと言う位、
豊かで自由でそんなに不自由しない時代になってるにもかかわらず、
次から次と作られた芝居みたいな展開です。
以前、小倉リバーウォークで、シナリオ制作講座に応募しまして、お題を頂き、原稿用紙二枚とか限られた紙面に書く練習しまして、
それぞれ発表しましたら、
今までの過去シナリオ講座で聞かせて貰った内容のベスト3に入ると言われました。
やった‼︎
と言う位、話盛ってませんから。
そんな訳で、今日は誰も私のお客様は来られない日だったので、
11時頃から4時前まで、途中こもれび個展作家さんの来客接待以外は、
中断しつつもずっと喋りっぱなしで、2人で盛り上がってました〜。
あー、楽しかった。
サイボーグ馬鹿男主人は、今日は広島の定年退職手続き済ませて、広島のイタリアンバーのマスター達からお別れ会の宴会開いて貰う予定になってたので、
広島に泊まって朝新幹線で戻ると宣ってたので、
駄目です22時には帰って来て下さいとお泊り禁止令を出しました。
イタリアンバーののマスターが、嫁を尊重せず別れようかと言ってたらしいので、
そんな馬鹿男に付き合って二次会三次会と無駄な時間と出費を費やすなー‼︎と、
過去のサイボーグ馬鹿男とマスターの人格が似てる様で、却下しました。
最初はそんな人とは知らないうちは、気持ちよくお泊りがけの飲み会を、楽しんでおいでと許したんですが、
詳しい話を聞いた途端、なんか違和感が湧いて来た、
この感覚はなんなんだ‼︎
そうだ、過去のパパと同じ馬鹿男の匂いだ‼︎と、却下した次第です。
奥様は10歳歳下の可愛い方で、三年間医療系の学校に往復5時間かけて通い、
国家資格を取るんだと、将来を見据えて頑張っており、
発展途上の国の子供達を救う事に携わりたいと言う真っ直ぐな意志を持って、途中で根をあげる事無く取り組んでいるのに、
店を手伝う訳でも無く、自分の好きな事だけしてと、なんか負担に感じてる訳で、
一人だったら好きな様に出来るのにと考える、
器のちっせえ、包容力の無い、目先しか見ておらず大局的な見方が出来ない馬鹿男がー‼︎と、私の怒りの琴線に触れた訳ですよ。
いや、そんなに生々しく怒ってはないのですが。
「そいつに、言ってやれ!目先を見ずに大局的に物事を見ろ!危うい水商売の店を支える手段として、ましてや世界の子供達の支援を目的とし、国家資格を取るべく、必死で勉強してるんだ!わがままとは、どんだけの事でわがままと決め込んでいるんだ!店も手伝わず、家事もせず朝から晩までパチンコに行っとるんかい‼︎ヴィトンやエルメスのバックを借金してまでコソッと買っとんのかい‼︎男作っとるんかい‼︎どれだけの事して切り捨てようかと考えとんのや‼︎そんな事してるんなら別れようかと悩むのも理解もできるが、片道2時間半の学校に電車に揺られながら勉強しとんのやでー‼︎」と。
それを彼に言ってやれ!と伝授しましたが、穏やかなパパの口からはこんな風には伝えられんとですね。
私に会わせろ‼︎と、言いたい。
焼き入れてボコボコにしてやりたいわ。
決して本気で怒ってませんから。
そんだけのもんやでと言う事を力説してるだけです。
今から、紺屋町でスナックをしている同級生のお店でパパと待ち合わせて、小倉の夜を楽しんで来まーす。
広島での結果報告を聞かせて頂きます。
おわり。
差し入れどら焼きまで出して頂きました。
お口の悪いの浄めねば…。