12月19日

長女ちゃんお誕生日おめでとう!!

長女ちゃんは最近、

推しの子という漫画(アニメ)にはまっているので、

誕生日ケーキは

重曹ちゃん!!





 

推しの子、面白いですよね。

私も、子供がどうしても欲しかった理由

愛の対象が必要だったから・・・が一番でした。

 

愛すること、愛されることと無縁の人生でした。

愛されないのはもうとっくに諦めているのですが

誰かを愛することを許されないことが

醜女最大の不幸と屈辱であります。

そもそも愛って何かよくわからなかったし。


相手になにか与えたい心

相手からなにか奪いたい心

同一の関係で愛と欲が混ざり合うこともあり

実際には二者択一ではなく複雑です



 今思えば幼少期からアスペルガーだったので、

他人というと攻撃してくる怖い人たちという認識しかありませんでした。

私がほかの人のような心を持ち合わせていないため

攻撃してくる人はおおよそ、何の非もないことを強調しておきます

たぶん、迷惑かけたとかそういう正当な理由があったのでしょう)

(おおよそ、ですよ

中にはわざわざ何の関係もないのに私をいじめるために突っ込んでくる変わった人もいます

発達っぽい人を毛嫌いしてわざわざ見つけ出してわざわざいじめるために近づいてくる人って発達あるあるネタで、他の当事者さんも経験しているみたいですね)

 

30歳を過ぎ、偽・定型発達女子としての擬態がかなり上達してくると

他人から攻撃されることはほとんどなくなりましたが、

もし、私のことを好きな人がいたとしても

それは私がその時演じている役柄が好きなだけ。

私の本質がばれると皆、嫌悪と軽蔑をあらわにします。


だから友達と呼べる人もいない。

(そもそも私には

軽度の相貌失認スケジュール管理苦手特性

その上対人不安があるので

どんなに良い人に出会えたところで

『友達付き合い』自体が物理的に不可能

  

しかし、役割を演じるのは楽しいことでもあります

今は仕事でヘルパーをいう役割を演じています。

高齢者や障碍者の方のお役に立つのは嬉しいです。

私なんかでもお役に立てることがあるだけでもありがたいことです!!

たとえば、私はお料理は不得手ですが家事支援で調理をすると

久しぶりに家庭料理を食べた、美味しい、美味しいともう本当に感激してもらえるのです

誰かが、他人に何かしてあげる人以上に

他人に何かしてもらう人の徳が高いんだよ

と教えてくださいましたがそのとおりです!!)

人の笑顔に出会うこと、私にはとても幸福なことです。

 

40歳のある時、布袋寅泰さんに出会いました。

出会ったっていいますが、このBlu-ray観ただけなのですがねw

 

 

それまでの私の人生は暗闇を手探りで彷徨っているだけの

明日をも知れぬものでした。

布袋さんは光です。

光といってもほかの光みたいに私の無関係のはるか上空でまばゆく美しいアレではなく、

どんな暗闇にもひそかに入り込んで

仄かに優しく暖め照らしてくれるような光です。

 

私は布袋さんに出会ってから、

ほかの人とは違うけれと自分にも心があることを知り、

病院に通うようになり、

今の仕事にも出会いました。

人生が暗闇ではなくなりました。

 

布袋さんは私にとってそういう存在なのです。

だから、私が布袋さんを推すことをよく思わない人や邪魔する人は本当の私を否定する人です。

私に光を見るな、暗闇に生きろという人です。

 

何かの役割を演じている私ではなく本当の私が求めるのは

そのような闇を越えた愛と美の世界だったのです。


偉大なロックスターは例外なく

痛カッコイイ人だと私は感じます

心の痛みや闇を越えて愛を届けられる人

単に爽やかでカッコイイ人だとロックな雰囲気に欠けるし

無理に痛カッコよさを演じるとダサい、アブナイ人になってしまう

単に痛い人だとこれはもうかっこ良くない、愛が足りない

布袋さんは天然で自然に痛みを伴ったカッコよさがあり、強く惹き込まれます。

ナチュラル・ボーン・ロックスター!!


私の役割を演じる能力は、

正直、アスペルガー症候群当事者としては、エリートクラスに上手だという自負があります。

今ではおかしな言動をして秒でいじめ対象になることはありません。

それどころか

派遣ОL役を演じていたら正規雇用に誘われるほどです。

今はオープンで一般就労なんて恵まれまくった働き方をしています♡

心の広い社長様ロックで男前なお姉様・同い年だけど)ありがとうございます。

発達さんの(なるべく)常人に迷惑をかけず不快感を与えない働き方についてはいつか書きます。


しかしそれ(擬態系発達エリート)は所詮、

本物の定型発達様キラキラ比では赤点スレスレクラスのクオリティ低い偽物。

偽物は本物の輝きには遠く及ばない。

偽物で代役に過ぎない、

代役ならうまく演じられるけど本物が現れたら途端に不要となってしまう。

 ああっ本物の定型発達様キラキラってなんであれほど不思議で美しく、有能なのでしょうか!?


定型発達女子様の擬態ではなく、

アスペルガー女子として輝く、愛される

そういう生き方もあったのかもしれませんし

それを実現されている方もいらっしゃいます。

しかし、

私には他人を喜ばせたりお役に立てたりするような特技も無く、

時代や環境もあり私はそちらを選択することはできませんでした。

 

それで、母親業ですが、

もっと真面目にやれ!

とお𠮟りを受けてしまいました。

仕事でのヘルパー役と、家庭での妻、お母さん役。

(それも、ちょっと問題のある場合)

これを矛盾なく両立することは定型発達女子様の間でも困難であるのに

(どこまで本音がわかりませんが

仕事と育児の両立の困難さはよく記事でも目にするので

どうやらこれは定型発達女子様でも難しいようです)

私ですからうまくこなせるはずもないことで、

不満とヘイトばかりを受けています。

本当に心が辛くて

結局、生まれてこなければよかったのかと自問自答することもあります。

本物のお母さんがいて、その人が代わってくれたらよかったけど

そういうわけにはいきません。

 

思えば私は『役』しか求められたことがなく、

それは際限のない要求です。

だって障害者ですもの!

これがダメ、ここが足りない、あれが違う、もっとやれ。

(だから私は、自分以外の障害者には優しくしちゃう♡

自分がしてもらえなかったことを全部やってあげたい!

自分がかけてもらえなかった言葉や

自分が見たこともない笑顔、全部全部。

他方でたまーに正直

私には理解者とか優しい言葉をかけてくれる人すらいないのに、

みんなに親切にされたり気を遣われる私以外の障害者さんが羨ましいときもある

優しい友人とか理解ある彼くんとか羨まし〜い)

 

早く布袋さんのライブ当日にならないかな。

私が解放され、生を感じる唯一の瞬間だから。

私はいつか布袋さんのような優しさを感じたくて

辛くても淋しくても生きてきたのかもしれない。

常人のような心を持たない私でも

心が無いわけではなく

愛と自由を求めていた

そういうことです。


布袋さんのファンの方も

優しくて愛に溢れた

人間的に素敵な方ばかり

ファン観察もライブの楽しみの一つです。

若い頃は夫に連れられ、他アーティスト様のライブによく行きましたが

ファンのマナーは私の参戦する限りでは布袋さんのファンが一番です。


高崎公演の際は、とても親切にしてくださってありがとうございました。

私は軽い相貌失認持ちのため、

次回お会いした時にご挨拶できなかったら申し訳ありませんm(_ _)m