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健康長寿 めざしましょう

健康長寿:その日を知る

2022-08-08 06:29:09 | 日記
残り時間

 私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「享年とウォーキング」です。

 享年とは死んだときの年齢、なんだか今週のテーマは穏やかではありません。
どうしてこんな縁起でもない話を持ち出したのか、その切っ掛けは年金
制度の解説を読んだことにありました。
 年金受給を何歳から始めるのが良いかを解説した中にこんな一節が
あったのです。
<「損益分岐点」は受給開始が何歳であっても「11年11カ月」。
繰り下げが70歳までなら82歳手前まで長生きすれが受給総額は上回る。>
(信濃毎日新聞 より)
 それを読んで頭の中に計算式が浮かびました。
「年金受け取りを始めたのは65、そこに11年と11カ月を加えると
76歳とちょっと」
 そこまで生きれば年金は掛け金よりも受給額が上回る。
だからそれまでは死なずにいましょう。
そんな具体的な年齢を投げかけられたら不思議な感覚に襲われました。
果たして生きていられるか。
 逆にその歳で死ぬと断定されたら、人間どうなるだろう?
誰しも何時か死ぬとは思っていても、大多数の人は特定された日時を
想定して生きてはいません。
死ぬまでの残り時間が分かってしまったら一大事です。

 思い浮かぶのは重病で死の間際。
ドラマの中などでは医師が余命宣告をします。
しかし実際の医療現場ではあまり無い話だそうです。
 <医者は安易に余命を口にしない。
伝えられた患者が絶望したり怪しい治療に傾倒したりの悪い結果になり
かねないから。>(tayorini より)
 でも状況によっては余命宣告をする場合もあるそうで。
<宣告しない間に患者が急死したとして、治療に問題があったのではと
遺族が納得しないケース。
それを避けるために宣告する場合がある。
先が長くないと知ることで遺族に心の準備をしてもらい、本人には身辺
整理の時間を持って頂く。>(福岡同仁クリニック より)
 私には死までのスケジュールを冷静に受け止める勇気は、ありません。

テロメアの長さ
 
 辛気臭い話は終わりにして逆に健康長寿を伸ばす策を考えましょう。
うれしいことにウォーキングは寿命を伸ばしてくれます。
 <1日25分の活発なウォーキングを続けると寿命が最大で7年
延びる可能性がある。>
これはイギリスで50代から60代の男女を対象にした調査の結果。
 人間の細胞にはテロメアって部位がくっ付いています。
遺伝情報を保護する役目を持ち、細胞の分裂回数を制限する働きを
しています。
 ウォーキングなどの有酸素運動は体内の活性酸素が細胞に与える
ダメージを減少させます。
それによりテロメアの長さが短くなる時間を延ばします。
 <テロメアの長さは生活スタイルによって変化すると考えられる。
5年間ウォーキングを続けたことによりテロメアが10%延長された
ことが確認されている。>(糖尿病ネットワーク より)
 上がりの日時が分かることは良くもあり悪くもあり。
望むらくはその日時が少し先になります様に。
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