皆さまコンバンハー!
ちょっとお聞きになりまして??
意識高い系の読者の皆さまは、もうすっかりご存知かと思いますケド、『ラブ・アクチュアリー』や『ダイ・ハード』、『ハリー・ポッター』シリーズに出演のアラン・リックマンの日記が出版されちゃうんですって!
スネイプ先生とか書いておきながら、よりによってこのアラン・リックマン!
(ルイ14世『ヴェルサイユの宮廷庭師』監督もしてます!)
なんでも、キャリアが波に乗り出した90年頃から書き始めた、27冊を超える日記を一冊にまとめて、「The Diaries of Alan Rickman」というタイトルで2022年秋に出版予定だそうです。
奥様で、労働党の元地方議会委員でもあるリマ・ホートンさんの声明によると、
「日記は、俳優としてのアラン・リックマンだけでなく、本当のリック、ユーモアのセンスがあって、鋭い観察眼をもつ人で、彼の職人気質やアートへの献身も記されている」とのこと。
アラン・リックマンは、英国俳優らしく、極悪のテロリストから人間味溢れるクセありオトコまで、様々な役で、多くの作品に出演してました。でも、少なくとも日本では、どんな人なのか注目されていないですよね。
そんなアランの人となりが書かれているとは、これは面白そうです。
しかも結婚相手は、学生時代から付き合ってた政治家ですよ!
すごく興味深いパーソナリティーじゃないの!
また、日記の編集を行う、アラン・テイラーの談によると、アランの日記は、
「多くのエピソードが引用され、不謹慎でウィットに富み、ゴシップ的で、完全に率直。とても読まずにはいられない。さらに、イギリスだけでなくアメリカでも愛された一流俳優の日常を、他では見られない視点で描いている」んですって!
なんちゅーこと!
面白そうじゃありませんの!
特に、不謹慎でゴシッピーって辺り!わたくし大好物です!
でもですよ。
(『ラブ・アクチュアリー』の浮気夫も印象的)
アラン・リックマンと言えば、2016年にすい臓がんのため亡くなりましたよね。
なのに、今さら日記が本になるなんて、え!それ、倫理的に問題ないの?
ご本人の意志に背いていないの?
もしや奥様、お金ないの???
なんて、わたくしのニブめの正義感センサーが、ちょっとばかりビビビとなりましたんですのよ。
だって、日記なんて、死後に読まれなくないものナンバー1じゃありませんの!
でも、ダイジョウブ!心配無用でした。
なんでもアランの日記は、いずれ出版することを念頭に書かれたとのことで、今回アメリカでの出版権を獲得したHenry Holt and Companyも、「アランの奥様とリックマン家を代表して、Canongate(イギリスの出版担当)と一緒に、アランの意図した通り日記を出版できることを嬉しく思っています」とコメントを出しています。
(『大統領執事の涙』のレーガンもすごく良かった!)
良かった!アランの意志だったんだ!
勝手に売られて、ハゲタカのような奴らの手で世間に晒されるハメになったのかと、一瞬心配してしまいました。
という事は!
出版を念頭に書かれたということは、コレはますますオモシロそうではありませんの!
それだけドラマティックな内容だということですよね。
日記相手にグチばっかり書いたようなヤツじゃないって事かと!
出版が決まった時点で(今日はアメリカの出版社が決まったって事でニュースになっておりました)、これだけ話題になっているからには、実際に出版された暁にはもっと話題になるハズ!
ただ、マコノヒーの『GreenLight』や、マイケル・J・フォックスの回顧録のように、プロモーションをご本人が出来ないのは辛いところですケドも。
これはわたくし!ぜひとも読んでみたいです。
自分の記憶力がポンコツすぎて信用ならんので、出版された暁には、ぜひともババンと宣伝を打っていただきたいものでございます。
そしたら買うよ!
こちらぽちぽちっとお願い致します!