自虐女 VS 認知行動療法
私はとても自己肯定感の低い人間でした。そんな私に、カウンセラーは面白いことを言いました。
「あなたは褒められるスキルが足りない」
・・・え?褒められるのにスキルとかあるの?!
と、ビックリしたのを覚えています。
ちなみに当時自分に自信がなかった私の褒められた時の反応は・・・
(ものすごく暗い顔で)
「いえ、そんな・・私、全然そんないいものじゃないです・・・」
(怒った顔で)
「・・・(何も言わない。→可愛いとか、私のことバカにしてるんでしょ、と思っている)」
(怪訝な顔で)
「はあ、どうもありがとうございます(どうせお世辞でしょ)」
そんな風でした。
どうでしょう、誰かを褒めたときに、そんなネガティブな反応をされたら。
「また褒めたいな」と思いますか?
褒めても、嫌な反応ばかりされたら、
「あー面倒くさいから褒めるのやめとこ」
「気分よくないから褒めないようにしよう」
「どうも地雷っぽいから踏むのやめとこ」
・・・と、人間、心理的に思うのです。結果、更に褒められにくくなり、自己否定のスパイラルに陥るんですね。
それを知ってから私は、とりあえず笑顔で「ありがとうございます」というようにしました。嬉しかったときは「嬉しいです」と付け加えることも。
するとどうなったかというと・・・
褒められる回数が激増したんですね。(人からお菓子や野菜・お土産などをもらう回数も激増しました…結果太りました 笑)
そして、私自身が褒められた部分に関して、「素直に受け取る・自分の長所だと考える」ようになったのです。
私自身が自分を「こういう魅力がある」と認めること、
また人から「あなたはこういう魅力があるね」と言われたことを素直に受け入れること。
実はどちらも同じような力なんです。
謙遜と自虐は違います。
自分を大切にすることで、笑顔がまたひとつ、増えるんですね。
そして、ほほえみが相手の笑顔を呼び、お互いに幸せな気持ちになれるのです。
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