海外に住むことになった日本人で、日本食を恋しく思わない人はかなりな少数ではないだろうか?
私は刺身とか煮物とか懐石とか、「ザ・和食」的な物は元々好きではないけど、やっぱり日本で食べてた物が恋しくなる。
そんな恋しくなる物には、日本でなら簡単に手に入る果物も含まれる。
和食とかならある程度自分で作ることができるけど、果物や野菜はそういうわけにはいかない。
てことで、バニングスに行くと何かと果物の木を見て周り、ネットでもどこかで日本の果物の木を取り扱ってないか調べていた私。
移住2年目だったかに初めてバニングスでグレープフルーツの木を買ったのも、オーストラリアではグレープフルーツが売られてはいるもののメジャーではなかったから。
グレープフルーツが大好きでしょっちゅう食べたいんだけど、中身のサイズがそれほどでもないのに皮がゴツくて重いから、キロあたりの値段に納得いかないってのもあった
ちなみにパースのスーパー、砂糖無添加のグレープフルーツジュースって、一種類しか見たことない
そして砂糖入ってるのは一度も見たことない
で、今年になってやっと西オーストラリアでも柚子やすだち、温州みかんなどが売られ始めて購入したのですが、実はグレープフルーツの木を買った少し後にバニングスで見た梨の木が忘れられなかった私。
梨が大好きなのですよ
あのシャリっとした食感とジューシーさがたまらん
でなんとその時、二十世紀梨と幸水だったか豊水だったかの木それぞれ数本と、1本だけその2種類の梨を一本にグラフトしている木があった。
値段はグレープフルーツとか1種類のみの梨とは比べ物にならないほど高額。
って言っても$100ちょいぐらいだったような。
オーストラリアのスーパーでは西洋梨が主流で、日本の梨子は置いてても少なかったり、なんだか美味しそうに見えない
それでも何度か買って食べたけど、何か違う
食べたいけど、私には購買意欲が湧かない見た目でもある。。。
しかしその後、バニングスで2種類の梨を一本にグラフトした木を見かけることはなく。。。
ネットで探してみるも、取り扱いのある果樹園でも品切れ続き。。。
梨は1種類だけでは結実しないので、違う品種2種類を育てる必要がある。
けど品種違いで2本の木を育てるのも場所を取るし。。。
そんな状態で年月が過ぎていたところに、WAの果樹園のウェブサイトで発見!
数が少ないのか、購入を検討していた果樹園では2週間ほどで売り切れ。
で、別の果樹園から購入した物が、土曜日の外出中に届いていた。
不在だったら外から見えないように植木で隠れてるところに置いて行ってもらうように依頼した私達。
ガレージが家の後ろ側にあるので、帰宅してすぐさま玄関を開けて植木と寝室の窓の間を覗くと。。。
こんなデカい木が置いてあった。
値段と鉢の容量からして、この半分ぐらいの高さの木を想像していた私達
これ、バニングスに置いてあるネクタリンを2種類グラフトした小さいめの木よりだいぶ安いのに
玄関をくぐれない高さだったので、外を回ってガレージからバックヤードへ。
高すぎて木の上の方には手が届かないから、色々とネットで調べて一旦こんな風にしてみた。
紐を使った木を低く育てる&樹形を作る方法。
梨は農家で棚を作って育てているように、枝を横に伸ばすと実が生りやすいってのをネットで見たから。
しかしこの後、あまり横にしすぎると実がついた時に重すぎて枝が折れるって情報も目にして、ちょっと戻した。
実際どっちがいいんだろう。。。
とりあえずデカすぎ
剪定できる時期が来たら上の方切らなきゃ。
ちなみにどの枝がどっちの梨かは全然わからない