バフェットからの手紙(ローレンス・カニンガム) | 音(?)評 オーディオブックの書評

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バフェットからの手紙
(ローレンス・カニンガム)
【評価:3】

評価について
(1:聞く必要がありません、2:聞いても聞かなくても良いです、3:普通です、4:7回聞きましょう、5:7回以上聞いて潜在意識に刻み付けましょう)

世界一の投資家で、投資の神様と言われるウォーレン・バフェットが自社のバークシャー・ハサウェイの株主へ宛てた手紙をまとめて本にした一冊です。

バフェット関連の本は数多く出ていますが、バフェット自身が書いた本を1冊もありません。

そんな中で、この『バフェットからの手紙』は、バフェットが書いた唯一の本と言うことができます。

この本は、バフェットの投資に対する考えが凝縮された一冊になっています。

しかし、この本を読んで感じたことは、バフェットの投資家として考え方よりもビジネスオーナー(経営者)としての考え方が伝わってきます。

バフェットは、安い株や会社を買ってそのまま保有するというイメージがありますが、少し違うということがよくわかりました。

バフェットの経営者としての考えは、この言葉から読み取れます。

「ありきたりの商品を扱う事業において、規制がなければ、企業はコストを削減するか、さもなくば消え行くしかないのです。」

コモディティ化した産業や商品の企業を彼は経営者として良しとは思っていません。

また、バフェットは会社を買った後、自分ではその会社を運営せず、また新しい経営者を雇うことも基本的にせず、会社買収前のオーナーにそのまま経営を続けさせます。

バフェットは財務諸表から株や会社が割安かどうかを判断しているだけではなく、経営者が有能であるかどうかを財務諸表以上に見ているのです。

株式銘柄選びでも経営者を重視しているのは、バフェットのこの言葉からわかります。

「私たちは株式売買益を目的として投資先を選ぶときも、企業全体を買収するときと同様の評価基準であたっています。」

経営、投資方面で良いことが書かれている本だと思います。

しかし・・・。

経営にも金融にも専門知識が無く、全くのド素人で、バフェットの銘柄選択術を学んで投資で大金落ちになりたいという安易な考えの私が読んでも、あまり理解できませんでした。

そこで、私の評価は3と低い評価となりました。(私の勉強不足による低評価です。)

経営、金融の知識の無い普通の人が読んでも理解できないことが多いと思うので、私のような普通の人が読むと低い評価になります。

もしあなたが経営者や金融マン、投資家であるのなら、あなたにとってはきっともっと高い評価になる本だと思います。



《このオーディオブックを聞いて、変わった私の行動》

・将来投資したい企業の経営者の伝記や役職者が書いた本を読むようになりました。(例、スターバックス)


《こんな人にお勧め》

・経営者や投資家

・ウォーレン・バフェットの考え方を学びたい

バフェットからの手紙


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