若き商人への手紙
（ベンジャミン・フランクリン）
【評価：4】

評価について
（1：聞く必要がありません、2：聞いても聞かなくても良いです、3：普通です、4：7回聞きましょう、5：7回以上聞いて潜在意識に刻み付けましょう）

アメリカ建国の父、資本主義の育ての親と言われる、ベンジャミン・フランクリンの著書です。

『金持ち父さん貧乏父さん』、『バビロン大富豪』の元ネタと言われていたので、速攻、購入しました。

本書はベンジャミン・フランクリンの名言が、至る所にちりばめられています。

ただ、テクニック的なことは書かれておらず、原則的なことのみだったので、最初聞いた時は、「どこが金持ち父さん？」と思わず突っ込んでしまいました。

金持ち父さん的なことが言われていたのは、「お金はお金を生む。お金は子供を生み、その増えたお金が孫を生む。」、「信用は金なり。」と言ったことでしょうか？

全体の内容としては、勤勉、誠実、節約、謙虚さ、注意、忍耐といった、泥臭いことしか書かれていませんので、先端ですぐにでも稼げるノウハウやモチベーションが上がる内容は、全く書かれていません。

そういう本を探しているのであれば、『若い商品への手紙』は、あなたの期待を裏切る駄本になると思います。

説教臭く、古臭い感じはしますが、経済的だけではなく人生全般で成功するための原則が語られているので、聞けば聞くほど浸透していく、とても深いオーディオブックです。


《このオーディオブックを聞いて、変わった私の行動》

・この時期、リストラされて、仕事をせずに人生をダラダラ送り、毎日が退屈だったので、勤勉になろうと思い、インターネットで仕事を探し始めました。


《こんな人にお勧め》

・経済的な成功だけでなく、人生全般に成功したい

・自己啓発、成功哲学の源流を学びたい

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