真冬に体を温める漁師さんの心得「ラーメンに《とろろ昆布》は当たり前」 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

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商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。

 

この冬一番の最強寒波がやって来て10日が過ぎ、朝の冷え込みも少し和らぎ、お天気が良ければ日中の気温もプラス気温になり、雪や氷が溶けだすなど、少しシバレから解放された気分でここ数日過ごしているのですが、それでも寒いことは寒い函館南茅部。

 

 

つい先日もまた雪かきが必要なくらいの降雪があり、ホント、この冬は雪が多いシーズンになっています。

 

車で走っていても雪の山やウォールがあちらこちらに出来ています。

 

 

そんな中、養殖真昆布漁家さんは、お天気が良いこの日など早朝から精力的に沖へ出て養殖真昆布の手入れ作業にいそしんでいます。

 

 

そして、この時期にはどういう現象が起きているかというと、おかに比べて沖へ出るとやっぱりおかより寒い。

 

それは、おかはここまで雪が降り積もるとかまくら効果が出てきて、家の中にいると気温ほど寒さを感じない。

 

しかし、沖はそのようなことが無いので風があったりすると気温以上の寒さを感じます。

 

でも、海に手を浸けると冷たいことは確かですが、気温より水温のほうが高いので空気に触れているより温かい。

 

そんな環境の中で、防寒対策をして作業をしてはいるものの長時間になると体は冷えてきます。

 

 

そういう過酷な中で手入れ作業はまだまだ続くわけですが、こうして写真を海岸線で撮っていたら、ちょうど作業を終えて帰ってこられた漁家さんがいたので生育状況を聞いたら「まあまあだな」という返答が返ってきました。

 

年を越してからこの時期としては少し海水温が高めに推移していたので、その影響があるのかもしれません。

 

しかし、この最強寒波がやって来て海水温もググッと下がり傾向になっていますから、これからに期待ですね。

 

そして、寒さにも疲れて帰ってきているその漁家さんに「帰ったらラーメンとか汁物食べて温まるんですか?」と聞いたら、「んだな、汁物が多いでな」とのこと。

 

続けて「ラーメンには「とろろ昆布」入れるのかい?」と聞いたら、「あだりめぇだべや!」と、聞かなくてもわかるだろうという感じで返答が返ってきました。

 

そうなんですよ、やっぱりラーメンには「とろろ昆布」入れるんです。

 

 

腹もちが良く、お腹の底から温まります。

 

 

そして、「とろろ昆布」は加工の段階で「お酢」を使っているので、もたれることなく後味さっぱりなんです。

 

 

体にも良いですしね。

 

生めん、インスタント麺問わず、ご家庭でラーメンを召し上がる際はトッピングに「とろろ昆布」をお忘れなく。

 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。

 

・お酢のこだわりのお話はこちら

 

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