「真昆布」は品種であり、昆布の中の最上級昆布です | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。

 

去る1月19日(日)。

 

当組合があるここ函館南茅部の総合センターにおいて地域フォーラム「南茅部の魅力再発見」が開催され、なかなか興味深いお話がありましたのでご紹介したいと思います。

 

構成は北海道庁縄文世界遺産推進室特別研究員 阿部千春氏、札幌在住のフードライター 小西由稀氏の講演と南茅部出身で札幌でレストラン「小割」を営業されているオーナーシェフ 小割真樹氏による特製スープの試飲と最後に来場者との意見交換というものでしたが、阿部氏からは狩猟を主体とした縄文人がなぜ定住できたのかというお話では、海、山、川が近くて漁労が中心であったこととここ南茅部にこれほどの定住の痕跡(遺跡)があるのは、恵まれた自然環境にあるというお話に納得いくものがありました。

 

 

そして、フードライターの小西氏のお話からは、90年代から2000年代にかけてフレンチの名だたるレストランが東京に出店したことにより、日本の「出汁」というものにシェフたちが興味を持ち、それが母国のフランスでも広がり、美味しさの要素として「うま味」が「UMAMI」として認識され、昆布というものに注目が集まってきているということでした。

 

また、今、昆布をはじめとして海藻の需要というのが世界的に食べることプラス自然環境を守る目的でも高まってきているということで、いち早く昆布や海藻を食し、食文化を形成してきた日本人の感性には素晴らしいものがあると誇りに感じました。

 

 

そして、小割シェフの特製スープも美味しかった。

 

南茅部の真昆布をベースに赤平の地鶏のスープがブレンドされたものでさらに王様椎茸の出汁も加えているという身体に染みる深い旨味のスープでした。

 

 

小割シェフにつきましては以前、こちらのブログでもご紹介させていただいています。

・小割シェフお店紹介の過去記事はこちら

 

なかなか聞いていて有意義なフォーラムだったのですが、やはり印象に残ったのは、小西氏、小割氏のお話の中に出てきた、「真昆布」というのは北海道昆布の中の品種のひとつであり、どのような料理でも味を引き立たせる昆布の中の最上級の昆布であるというのをもっと世の中に知ってもらいたいとうお言葉。

 

微力ながら当組合もますます「真昆布」を発信してまいります。

 

道南伝統食品協同組合オフィシャル通販サイトはこちら

お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら(平日9~17時)
TEL:0138-25-5403
FAX:0138-25-3590

 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています

 

・お酢のこだわりのお話はこちら

 

北海道の美味しい海藻を食べて健やかな生活をおくりましょう!

海藻を食べる簡単、料理レシピをご紹介している当組合のクックパッドページはこちら

 

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