人気ブログランキング

 

昨日の記事のつづきです。

 

 

右田ヶ岳(山口県)から、

来目皇子(くめのみこ)のお墓の山が見えます。

 

 

 

 

 

 

来目皇子は、聖徳太子の弟。

 

 

新羅(朝鮮半島)を征討するため

軍を率いて筑紫国(福岡県)に入りましたが、

 

 

病にかかり、

征討を果たせぬまま

筑紫にて亡くなりました。

 

 

来目皇子は

この小さな山の上に安置され

しばらくここがお墓でした。

 

 

現在は、

大阪府の古墳に埋葬されているそうです。

 

 

先週、

私が登山靴に慣れようと思って

 

 

登った山の頂上に、

たまたまその来目皇子のお墓があって

 

 

そこでたまたま出会ったおじさんが

「右田ヶ岳にぜひ登りなさい」

って言うから、

 

 

こうして私は右田ヶ岳にいて

 

 

来目皇子のお墓の山を見ていました。

 

 

 

 

 

 

私は右田ヶ岳を登り始めたときに

「この山には神様がいる!」と

ほぼ確信を持ったので、

 

 

登りながら

心の中で、神様に向かって

一方的に話をしていました。

 

 

実は先日、

まるで来目皇子から

「右田ヶ岳に登りなさい」

と言われたかのような出来事があって、

ここに来ました

 

 

と。

 

 

そして、

そう話したあとで私は、

 

 

私の中でわいた、

ある疑問を

 

 

続けて無意識に

話していました。

 

 

その疑問とはこうです。

 

 

来目皇子も聖徳太子も

天皇の子どもです。

 

 

そんな高貴な方を

葬るにあたって、

 

 

近くにこんな立派な右田ヶ岳があるのに、

しかも、この山が

パワーのある霊的な山だと

わかっていたでしょうに

 

 

なんで、右田ヶ岳のふもととか

右田ヶ岳の近くではなくて、

 

 

わざわざここから離れた

あの小さな山に

お墓を作ったのか

 

image

 

 

ということでした。

 

 

すると、

 

 

瞬時に!でした。

 

 

 

 

神様のそばに、

「喪」を置くことは

できない

 

 

 

 

意味のかたまりが

私の中に入ってきました。

 

 

 

 

ああああああ!!

そっかあああ!!

 

 

 

 

そういえば、識子さんの本で

読んだことがありました。

 

 

 

 

 

 

 

神様は

なにかどうしようもない理由で

「喪」とは

距離をおかざるをえない

 

 

という話を。

 

 

私が

その疑問の返事をもらったのは

 

 

ちょうど、私が

岩々に仏像が彫られている前岳(石船山)の

頂上を過ぎたところでした。

 

 

image

 

 

 

私の疑問に

瞬時に答えてくれたのが、

 

 

神様なのか仏様なのか

山にいる眷属なのか

はたまた天狗なのか

 

 

誰なのかは

今の私の能力では

わかりませんでした。

 

 

でも返って来た答えは

実に的を射ていて

 

 

私は深く納得することができました。

 

 

そしてね、

 

 

私は下山したあとで

気がついたんです。

 

 

神様のそばに、

「喪」を置くことは

できない

 

 

って、

 

 

よく考えたら、

 

 

この右田ヶ岳に

神様がいますよ

 

 

と、ちゃんと

教えてくれているじゃありませんか。

 

 

なんにも気づいていない私は

そのあと

右田ヶ岳の頂上で、

 

 

神様がいるって私がわかるように

教えて下さーーーい!!

 

 

と叫んでしまったじゃないか。

オーマイガー!

 

 

 

 

 

 

見えない世界がすることって、

 

 

本当に奥が深くて

おくゆかしくて、

 

 

うっかりすると、

見逃してしまいそうですが、

 

 

気づいてみると、

完璧で、

よくできているものです。

 

 

image

 

 

 

来目皇子の時代には

皇族には、

 

 

神仏とつながることのできる

優秀な霊能者が

必ず同行していたでしょう。

 

 

戦地に行くのなら

なおさらです。

 

 

だからこそ、

 

 

来目皇子は

あの山に葬られたのですね。

 

 

image

 

 

 

右田ヶ岳は

当時から変わらず

 

 

ずっとずっと

人間を

 

 

見つめてきているのだなぁと

しみじみした私でした。

 

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 


人気ブログランキング