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昨日、書いた、

我が家にやってきたこの花の話のつづきです。

 

 

 

 

 

2つ目の花が開き、

家じゅうに

花の香りがただようようになりました。

 

 

 

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すると、

我が家の次男(小6)が

「変なにおいがする」と言うのです。

 

 

ま、小学男子は、なにかと

へそまがりなことを言うので

「そう?」と軽く受け流していました。

 

 

たしかに強い香りだけど、

それは花のいい香りだし、

 

 

私にとっては

プレゼントしてもらった大事な花です。

 

 

ところが、その後もずっと

次男はこのにおいがイヤだというのです。

 

 

どうやら次男にとっては

この香りが

本当に苦痛なんだなとわかりました。

 

 

次男は潔癖症なので

私たちには理解できないような

苦痛がときどきあります。

 

 

そういうたぐいなのかもな

と思い、

 

 

花は、私がブログを書く部屋に

移動させました。

 

 

 

 

 

これで、次男が

花の香りをかぐこともありません。

 

 

 

 

 

私の子どもは3人。

次男は3人きょうだいの一番下です。

 

 

実は、私が初めてさずかった子どもは

生まれてくることができませんでした。

めずらしい原因不明の病気だったからです。

 

 

その後、

私は3人の母になったわけですが、

 

 

ふと、

 

 

上の子たちと

歳が離れて生まれてきた次男が

 

 

もしかして、

あのときの

生まれてこれなかった子どもでは?

 

 

と理由なく

思ったことがありました。

 

 

ま、そうだとしても

そうじゃなくても

 

 

私と次男との生活には

何も関係ありませんから

思ったことはすっかり忘れていました。

 

 

でも、昨日、

あることを思い出しました。

 

 

私が、

生まれて来れなかった子どもと

お別れしたときに

 

 

当時の職場の先輩が

お見舞いに来てくれました。

 

 

先輩は自分が大好きな花だから

と言って、

 

 

豪華なカサブランカを

持って来てくれました。

 

 

カサブランカは

ピンクのラインが入っていましたが

 

 

そういえば、

 

 

形も香りも

この花そっくりでした。

image

 

 

 

 

あれから20年以上がたち、

その間には、私は同じ香りを

いろんなところでかいで

 

 

私にとってはこの香りが

 

 

あのとき、子どもとお別れしたことを

思い出す香りではなくなっていました。

 

 

でも、たしかに、

 

 

あのときと

同じ香りです。

 

 

 

 

 

 

もし、もしもです。

 

 

あのときお別れした子どもの魂が

次男だったのだとしたら、

 

 

次男は、

私が悲しんでいるのを

 

 

しばらく魂の状態で

すぐそばで見ていたでしょうから、

 

 

そのとき香っていたこの花の香りは

お母さんが悲しんでいたときの香りです。

 

 

できることなら

今でも

 

 

かぎたくないでしょう。

 

 

 

 

もし、もしも

あのときの魂が次男なら、

 

 

ふたたび生きて会えて

本当によかった!

 

image

 

 

 

私はうっかり

涙がこぼれそうになりました。

 

 

そういえば、その子の

命日がもうすぐです。

 

 

そんな深いことを

知らせるために

 

 

この花は、我が家に

 

 

やって来たのかも

しれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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