久々に過去世、前世のお話をします‼️

久々に過去世のお話です

以前はその人の過去世をみるセッションも
していましたが
今はやめています

やめた理由は

人は過去世という
ロマンに引っ張れてしまい
それをあてにし始めます

誰もがあなたは
クレオパトラや卑弥呼や
巫女や神官でしたね！と言ってもらえるのを
期待しているのです

そうでない場合は
現状うまくいかないと
ああ、だから今の私は
こういう状態でも仕方ないのね、と
過去世の自分のせいにしたがります
責任転換してしまうのです

もちろん
影響がないとは言えません

水が極端に怖い場合は
溺れて死んだという記憶が
DNAの中に残っているのかもしれません

でも
多かれ少なかれ私たちの
すべての人生が
布団の中で静かに亡くなった
わけではありません

さまざまな波瀾万丈な体験をして
人生を終えているのです

だからといって
過去世が
クレオパトラや
王妃だろうや
仏陀やキリストだと言って
どうだ、すごいだろう！という人がいますが
今はどうなんだ、という話です

輪廻転生があるとしたら
きっと誰もが誰かの生まれ変わりです

さまざまな養分（人格）が混じりあって
今の魂が出来上がっています

犯罪者が生まれ変わったらまた
極悪人になるのでしょうか？

あなたの過去世が
クレオパトラや卑弥呼ではなく
貧しい農民の娘ですよ、
苦労だけして死にました

と言われたらテンション下がりますよね

誰もが
クレオパトラや卑弥呼や
姫でいたい
巫女や神官でいたい
その生まれ変わりです、と
言って欲しいのです

ならば！

自分でそうである、と
決めてしまえばいいのです

私が以前

過去世が見えるという人にみてもらった時

三代前はトルコのダンサー
二代前はサンフランシスコの古着屋の女将さん
一代前は日本の易者
でした

どれもこれもピンと来なすぎて
やっぱり私は今の私を幸せに生きていこうと
思いました（笑）

トルコのダンサーだけは
ちらとひっかかりましたが
「なるほど！」とまではいかず
（その頃はまだトルコにも行ってないし）

ただし
3歳くらいで
いきなりピアノを弾き出す子や
突然すごい絵を描き出す子は
前世でその道の天才だったのでしょう
しっかりそれを受け継いで今に降りてきています
でもかなり稀（まれ）なケースであり
芸術家などのお役目のある人たちです

そうでない凡人の私たちは
なんだかわからないけれど
好きで好きでたまらないことが
もしかしたら前世から引き継いできたものかも
しれません

私はジプシーだった頃の
記憶が時折よぎります
ああ、だからこんなに旅が好きなのだな、と

行った国々はとても懐かしいです

胸の奥が疼きます

前世、過去世は
今世、今この瞬間の自分の
テンションが上がるために存在させましょう

奴隷よりも王妃がよいなら
そうしましょう

どうせなら
ワクワクすることにしましょう

『私は昔、エジプトの王妃の生まれ変わり
王と共にたくさんの民を救ってきた
そして今は
愛を持ってまわりの人達を幸せにするの！
その力があるの！』

そうやってストーリーを作ってしまえばよいのです

楽しいじゃないですか

過去世、前世を
誰かにみてもらうもよし、ですが
自分で作れます
都合の良いように作りましょう

ただし
それを自慢したり
人にマウンティングする材料に
使うととんでもない方向にいきます

あなたは今は王妃でもなんでもない
民の上に立ってはいけませんし