中年通勤ライダーの悲哀と奮闘 〜CBR250RRと一緒〜

中年通勤ライダーの悲哀と奮闘 〜CBR250RRと一緒〜

通勤手段のバイクを、出来る限り自分でメンテナンスします。誰かに見て頂くというより、私的、覚え書き的なブログです。
……と言うのは、始めた頃の話。
最近はバイク分の多い日常の記録と、人様のブログにコメントしまくる「コメント魔」と化してます。

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大型台風がドカンと一発やってきた後は比較的穏やかな天候に恵まれており、通勤ライディングのし易い秋つかた。
愛しい貴方様は如何お過ごしでしょうか?

ご無沙汰しております「超」幽霊ブロガー家紋でございます。



さて。


世のオッさん達に「もう二度とこんなバイクは発売せんだろう」と言われ続けて久しかったイニシエの4stマルチ250エンジンが、この度ついに復活の運びとなった、多分な。

多分、と云うのは家紋が未だにコノ4stマルチ250エンジンを積んだ新型バイクとか云う奇跡の様なマシンをこの目で見ていないからだ。

ニンゲンこの歳まで生きてくるとだな。

人生はダマシダマサレ嘘付き付かれだとイイ加減骨身に滲みるからな。

実際問題、今回のZX25Rの件も「未だわからん、コレはオレを騙そうとする組織がネットをハッキングしてニセ情報を流してる可能性も無きにしもあらず」と思っているのだ。

ぶっちゃけ実際に現車を目の当たりにしても、この家紋はそれが4st250マルチだとは信じられないかも知れん。

4st250マルチよりも更にイニシエのエンジンとなってしまった2stエンジン。コレをV型2気筒のレイアウトで配置したあまりにも有名なレーサーレプリカNSR250R。

これなんかだな。

ブレーキランプの上から被せるダミーサイレンサーとか出てたのだ。


こう云うヤツな。

これ付いてると、V型2気筒の250エンジンの筈のレーサーレプリカNSR250Rが、まるでV型4気筒エンジンを積んだワークスマシン2stモンスターNSR500の様に見えるのである。

だからだな。

新発売のZX25Rのだな。


4本あるウチのエキゾーストマニホールドの外側の2本もメーカー渾身のダミーパイプだったと云う可能性も無きにしもあらずなのだ。
コレ外したら中からブレーキランプが出てこないとも言いきれんのだ、ウム。


まあ、家紋の「ZX25R外側エキマニ ダミー説」は置いといてだな。

実際、世の中では今 ZX25RとCBR250RRは実際どちらがどれだけ速いのよ?ぶっちゃけどっちがエライのよ?的な議論が白熱したりしなかったりしてるワケさ。

でだな。

イニシエの4st250マルチを積んだホーネット250を乗った後で、






CBR250RRに乗り換えた家紋がだな。

どっちが速いのか?どっちがどうエライのか?

この際その辺りを余すところ無く、ツマビラカに、赤裸々に語ってしまおうと。

そう思うのだ、ウム。

では早速行くぞ。


まずはホーネット250の方な。

こいつに積んであったエンジンは4st250マルチと言う時代の鬼子の中でも更に特異なカムギアトレーンだったからな。
もう何処までも回る感じだった。
レッド16000回転からのヒュンヒュン回る素晴らしいエンジンだった。
低速トルクがスカスカとか云う話もあったが、街乗りでそれを感じたことはないし、常にどっかの気筒が爆発してるのでエンストはしなかったな。
速く走ろうと思ったら、それなりの回転をキープしなきゃいかんのだが、その回転域は公道走行のメインユースとは少し、と云うか、かなりかけ離れてた。
そういう意味ではパワーバンドを考え、アタマ使って走らないと速く走らせられないコだった。

まあ、昔のバイクはみんなそんな感じだったんだけどな。

ひょっとしてエキマニダミーパイプかも知れんZX25Rが、ホントに4st250マルチエンジン積んでたとしてだな。
このパワーバンド外したらアカンよね的な部分を、最新のインジェクションで「何処まで上手くフォロー出来るか?」
上が回るコトは判りきってるので、この辺りがトータルの速さのキモになるだろうな。


一方、CBR250RRの方だがな。

最初乗り出す時は全然期待してなかったんだが、乗ってみたらナニゲに速いのだ。
4st250マルチの何処までも回って回って回って回る円広志の唄の様な爽快感は無いが、街乗り回転域からいきなり戦闘モードに切り替えられる、オレはいつでもイケるぜ?掛かってくるならイツでも掛かってこいや的なプロレスラー高田延彦の様なアヤうい感覚は乗ってて実に愉しい。
ゼロスタートからの加速も申し分ないし、公道の速度域プラスαの範囲内であればレスポンスやパワー感、加速感になんの不満もないな。

ただ。

高回転域、レッド14000回転も間近になってくると途端に加速感が鈍ってくるかな。
ギア比の関係なのかも知れんが上まで回してグーッと加速をして行くんじゃなく、カンカンシフトアップしていってグイグイ加速して行くのが正解な感じ。

ZX25Rと走り比べるとしたら、このカンカンシフトアップしてグイグイ加速する領域が終わるまでは勝負出来るかな。
高いギアまで上がって、吹け切るまでジワジワ加速して行く領域に入っちゃうと全然ついていけんだろうな。


あと気になるのは4st250マルチをCBR250RRと同じ価格帯でぶち込んできたZX25Rの「エンジン以外の部分」の仕上がりだな。
細かい部分のクオリティーが、パラツインCBR250RRと同価格で出した事でどうなっているのか。
どう上手くCR(コストリダクション)したのか?

この辺り、家紋は興味津々である。

ここら辺は、しばらく様子見になるだろう。

で、だ。

どっちが速くてどっちがエライのか、だがな。

結局この辺りは乗り手の問題なのだと思うが、家紋レベルの普通ライダーが公道で乗る分にはCBR250RRの方が速くキビキビと走れると思う。

だから自分が普通で一般的な技量しか持ってないライダーだと思うなら、CBR250RRをチョイスする方が幸せになれるのではないだろうか。

ちなみに腕があってサーキットもブイブイ走らせられる速さ命、貴方がそう云うライダーならZX25Rを選ぶべきである。パワーバンド入れた時のポテンシャルは、おそらくパラツインとは完全に別物だろうからな。

あとどっちがエライのかだが、コレはアレだな。あくまでも家紋の私見だが、今の御時世に燃費無視環境度外視の4st250マルチ レッド17000回転とか云うアタマおかしいマシンを実現させたZX25Rの方が、間違いなくエライと思う。
具体的に云うとWMTCモードで燃費18.9km/ℓ(CBR250RRは27.1)とか云う、京都議定書やパリ協定クソくらえ的な突き抜けた感じがエライ。
この辺りは燃費とか環境度外視のTー4とかFー2(分担生産)とかの国防用機材を生産してる重工業系のメーカーじゃなきゃ割り切れん部分なのかも知れん、ウム。
そう云う意味では三菱辺りがバイク作ってくれると愉しいコが出来そうな気がするんだがなぁ。


と、まあ。

色々書いてはみたが、大前提としてバイクなんて乗り物は乗りたいヤツが乗りたいバイクに乗りたい様に乗ればイイのだ。

ウム。

ついでに言えばブログは書きたいヤツが書きたいブログを書きたい様に書けばイイのだ。

ちなみに今回の家紋ブログはエロの要素が大幅に欠けた禁エロ、ストイックな感じに仕上がっているが、コレは最近この家紋のブログをフォローしてくださった女性ブロガーに忖度したからである。ブロガーとして書きたいものを書くのも大事だが、家紋はその前にニンゲンだからな。
やはりニンゲン、忖度と思い遣り、コレに尽きるのである。


と云うわけで、久しぶりの家紋ブログ。

時間も無くなっちゃったので、今日はここまで。

次回更新は未定である。

ウム。


以上。


解散。








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