後楽園後、両国前。東京女子プロレス、スタート!
1・15東京女子プロレス新宿FACE大会をWRESTLEUNIVERSEで観戦しました。1・4後楽園でスタート、3月両国までのストーリーが始まっていて、すでに山下実優と中島翔子のタイトルマッチ、メインイベントが決定。タッグトーナメントが開催中と、着々と両国への歩みを進めている東京女子プロレス。来週も新宿FACE大会が確定していて、2月の後楽園大会もあり、着実に歩みを進めています。そんな東京女子プロレス感想です。
難波リングアナの前説で、NEO美威獅鬼軍からの手紙を朗読。2月11日後楽園ホール大会に沙希様、メイーサン・ミッシェル参戦が決定しました。
そして「ゆにばーす・ばいぶる」より岡田結実、リンリン二名が来場。後日番組で東京女子プロレスが紹介されることでしょう。
第1試合
宮本もかvs鳥喰かや
宮本もかのコスチュームがいつのまにか賭場の丁半博打で片肌脱いで壺振りする人みたいになってた。数ヶ月欠場していたため久々に見た鳥喰かや。セカンドロープに飛び乗ってのサマーソルトドロップなどで見せ場を作るも、宮本もかの変形コブラツイストでフィニッシュ。第1試合!って言う感じの第1試合。あまり互いの良さが出なかったか。二人共もう少し元気が欲しかった。
第2試合
角田奈穂vs遠藤有栖
入場曲がBiSHのTOMMOROWな遠藤有栖、リンリンが来場しているため入場時から緊張気味。第1試合とはうってかわり、しっかり腕の取り合いから始まる。角田奈穂の安定感。髪の毛掴んでヘアホイップしたりロープを利用したりと積極的にヒール的ムーブで有栖をイジメにかかる。
終始角田がペースを作って有栖が反撃していくという典型的な新人VSベテランの試合。有栖、こないだ初勝利をあげたキャメルクラッチを極めかけるも逃れられ、角田のハワイアンスマッシャー(変形スタナー)が決まり角田勝利。角田奈穂がキッチリ仕事して、遠藤有栖がそれに答えた印象。いい第二試合!
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第3試合
乃蒼ヒカリvs鈴芽vs猫はるな
3人のワチャワチャから始まった3WAY。猫と鈴芽のマッチアップからヒカリと鈴芽のマッチアップへ。さすがにここに入るとキャリアの違いを魅せるヒカリ。鈴芽もヒカリにストゥーカ・スプラッシュを決め、猫もエルボー合戦を挑み、一度はブリザード、トラースキックをかわすなど意地を見せる。猫が二人同時に丸め込み、二人同時のネックブリーカーを決め、トップロープからも狙うもヒカリにかわされ鈴芽にヒット。そのスキにジャパニーズ・レッグロール・クラッチで固められカウント3。ヒカリが猫に勝利!終始ワチャワチャ3WAYでしたが、ヒカリがきっちり決めました。
第4試合
山下実優&伊藤麻希&原宿ぽむ&桐生真弥vs辰巳リカ&渡辺未詩&天満のどか&愛野ユキ
選手コールのあとで岡田結実とリンリンが山下組と記念撮影。そして試合前に誰がタッグリーグで優勝するかでモメている中、すでに敗退済のぽむと真弥がキレてムリヤリ試合スタート。真弥がのどかの上に正座して謝罪したり、のどかを担いで武器にしたり、コミカルな展開が続いていく。爆れつシスターズの合体攻撃が試合を引っぱり、伊藤VSユキ、山下VS未詩と試合のテンションが上がり、未詩のジャイアントスイングにリカのドロップキック連携、ぽむとリカの1VS1と入れ代わり立ち代わりめまぐるしく試合が動く。
互いに乱戦になってからの伊藤&山下のキック&ヘッドバットサンドイッチ攻撃から再びぽむとリカの1VS1になり、リカがスリーパーホールドで追い詰めるもなんとか逃れたぽむ、再び入ってきた伊藤&山下を誤爆を誘ってから爆裂シスターズの合体セントーンで排除、ぽむを白昼夢のバックブリーカー&スタナーの連携技で仕留めた辰巳リカ組が勝利。終始スピーディーに攻守が入れ替わって面白かったです。満足。
第5試合 第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント1回戦
上福ゆき&朱崇花vs小橋マリカ&らく
なんというか「大丈夫か?」っていうセミファイナル。上福ゆきがメインで闘い、朱崇花に「おやすみなさいフォール」を仕掛ける神をも恐れぬ所業。マリカが果敢に朱崇花にビンタを見舞うも倍返し。らくも脳天チョップで立ち向かうもビンタで倍返し、マリカ&らくもやられつつ果敢に立ち向かっていく。余裕を見せる朱崇花にネックロックでがむしゃらに締めるマリカ、返されても丸め込みでなんとか対抗するも、朱崇花のスプラッシュマウンテンに沈む。マリカ&らく勝つかも?って場面は流石になかったですが、健闘したという試合でした。頑張った。
第5試合 第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント1回戦
坂崎ユカ&瑞希vs中島翔子&ハイパーミサヲ
ミサヲのマイクを遮って先制攻撃のマジラビ早くも戦闘モード。坂崎が瑞希を発射するボディアタックなど連携が冴えまくる。中島が集中攻撃を浴びる中、ロープにひっかけての合体ドロップキック、瑞希のバッククラッカーからの坂崎ミサイルキックなど。ミサヲにタッチしてもマジラビペース。しかし、決めにかかった瑞希のボディアタックを切り返したミサヲがようやく中島にタッチ、ネックロックからゆりかもめ、坂崎へのトペ&ミサヲが瑞希への619という合体、その後仁義なき丸め込み合戦から中島619、エルボー合戦からのフットスタンプはミサヲがカット、互いに入り乱れる展開から坂崎が瑞希を投げつけてのボディスラム、しかし続く連携はミサヲがカット、中島のフライングラリアット、ミサヲのハイパーゴッサムクラッシュから中島のセントーンはかわされ、瑞希のフットスタンプをかわした中島が一瞬のノーザンライト・スープレックス・ホールドで勝利!
マジラビ敗退!ノンストップの攻防を制した享楽共鳴、スイングしたメインイベントでした!
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メインイベント勝利!中島翔子大いに吠える!
試合後、マイクを取った中島翔子
中島「最初からクライマックスみたいな相手で....
でも私はシングルベルトの挑戦者なんで、誰にも負けるわけには行かないんです!
享楽共鳴は、壊れないおもちゃなんだよ~!
(ミサヲに)すごいキツかったけど、ありがとう!」
ミサヲ「ありがとう、中島さんめっちゃ頼もしかったです
私は、二回戦次の相手は白昼夢...。白昼夢ですよね。今日の分も私は次、絶対取りに行きますので。絶対勝ちに行くぞ~!」
中島「頼んだ!ガンバレ!」
二人「私達が、享楽共鳴だ~!!!」
と、こうして終わった東京女子プロレス新宿FACE大会。試合を追うごとにクオリティが上がっていって楽しめました。今回特に、1,2試合目が若手のシングルマッチ、3,4試合目が多人数、多チームが入り乱れるカオスな試合、5,6試合目がタッグトーナメントと2試合ごとに色が違った試合になっていて、1試合目よりも2試合目、3試合目よりも4試合目、5試合目よりも6試合目がそれぞれクオリティが上がっていったように思います。それぞれの答え合わせをしながら見ていけるような構成でした。全6試合、色が変わっていくことでパッケージとして楽しめた今回の新宿FACE大会。来週も楽しみにになる興行でした。こちらからは以上です!