『健康100話』ボディリフォームストレッチ公式ブログ

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健康100話(966):座

2021年10月05日 07時40分34秒 | 健康・病気
https://bodyreformstretch.com/
bodyreformstretch@bird.ocn.ne.jp

私が心の故郷と思っている場所は三か所ある。
東京と北海道、そして八重山。

八重山の中心にある小浜島にある「はいむるぶし」というリゾートホテルでは、
毎晩ロビーコンサート(現在は野外でおこなわれているようです)が開催されていて、
そこで歌われている歌手の「つちだきくお」さんから聞いたお話。

「島では年功序列をとても大切にしている。ひとつでも歳がうえならば、座る席も上座になる」
というお話を聞きました。

この「坐」だが、
今の日本では自宅でもソファや椅子に座る機会が増え、
床に座る機会が激減している。
更にトイレも洋式が普及し、床に座ったりしゃがみ込む機会がほとんど無い。

今、マンションの広告を見ると「和室」の無い物件がほとんどではないだろうか?。

この「床に座る」「しゃがむ」という時間は、
日本人にはとても大切な時間で、特に幼少期の子供にはインナーマッスルを鍛える重要な時間。

今の子供は「スキップ」「ジャンプ」が出来ない子供がいるとの事だが、
生活様式が大きく関わっているのは間違いないと想像できる。

さらに、中高年にも大きな影響がある。

床に座って「正座」をすると解るのだが、
膝関節の可動域を最大限使っている時間だということが解る。

さらに、大腿四頭筋はストレッチされている状態で、
「正座」を正しくおこなう習慣がある人は、「膝関節症」のリスクを下げることになっている。

そして、床に座ることで最も大切なのは、「仙骨」が立っている状態を維持すること。
電車の中で、スマホを見ている人を観察していると、
お尻を座席の前に置き、
腹を緩ませ、
背中を丸めている人が多い。

この状態は仙骨が前に傾いている状態。
(いわいる腑抜けの状態)

日本人は床に座ることで「仙骨」を立たせ、
腹を据えていた。
つまり、日本人が大切にしてきた「精神性」は、床に座ることで育まれてきたという一面がある。

今、日本人のおかしな事件や事故が後を絶たないのは、
精神性が音を立てて崩れていることを意味する「事例」ではないだろうか?。

そして「坐」とは空間を意味するようだ。
先ほど紹介した小浜島では、座る場所は厳格に決められていて、年齢が上の人から前列中央に座っていくと聞いた。
これは「空間」意識が芽生え、いわいる「空気を読む」能力が育つのではないだろうか?。

日本では目上の人を敬うという意識が強い民族。
ところが最近、子供が親をニックネームで呼ぶ人が増えてきたそうです。

さすがに「父上」「母上」と呼ぶ時代ではないが、
親を友達と同じように呼ぶのは、空気感を持っていない証だと思う。

日本人は「可視化」できないが、
確実に存在するものを大切にしてきた民族。

ところが、床に座る機会が激減しただけで、
変えてはいけない、捨ててはいけないものが、
消えてきているように思う…。

これからは床に座る時間を意識して用意してみると良い。


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・尼崎教室/土曜日10:00~11:30
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