久しぶりの蔦屋で・・・

足が止まった映画・・・

 

「すばらしき世界」

 

 

一瞬目に止まり・・・・「任侠映画??」と借りるのをやめようとしたたけれども・・・・・

ストーリーを読んで・・・・

実在のモデルがいるという・・・・

そして

役所広司さんが演じているということでも・・・・・

 

 

なにより・・・ストーリーやタイトルが気になってしまった・・・・・

映画を見た後

実在をモデルとした原作「身分帳」なるものがあることを知った。

 

 

環境や社会が人に影響を与えてその人の人生を狂わす・・・・

主人公は不器用で生真面目でまっすくな性格の男。

人生半数を刑務所で過ごし・・・・出所後社会とかかわっていく・・・

彼らの目から見た不思議なことについては黙ることができない。

 

年配者が若者に‥因縁をつけられて絡まれていると・・・

主人公は見過ごすことができず・・・・仲介にはいる。

 

福祉施設で‥健常者の従業員たちが精神障がい者を笑いものにする。そんな会話に参加しながら・・・も苦しみながら・・・・

会話に付き合い・・・・自分の心の気持ちとは裏腹に・・・話に付き合う。自分を応援してくれる人たちの気持ちを裏切らないために・・・

 

主人公は不器用ながらも・・・いろんな人と出会い・・・社会に・・・

適応していこうとするが・・・・・

 

いろんな感想を書くよりも私が記憶したことは・・・

興味本心で彼に近づいたメディアの男性が彼のドキュメントを作るためにインタビューで

なぜ??(以前の話)「古巣に戻ろうとしたのか?」

彼が返したコトバ

「あなたもほめてくれる人の近くにいたいでしょ。」

「こんなおれでもひつようとしてくれんだもん」

 

 

 

ふっとその時記憶の中で・・・・

 

 

「だれもがわかってほしい、理解してほしいと思っている」

 

 

理不尽さがある現実の社会にも

彼を応援してくれたりする人たちがいる・・・・・

彼の目を通じて…この物語を通じて・・・・

あなたの人生についてリフレクションするにはいいのかもしれない。