「私は虐待されていたんだ❗️
あいつらは毒親だった💢」
そう気づいた時、私は大きなショックを受け、絶望して寝込みました。
この本には、そんな私と同じ経験をした人も出てきます。
やっと体が動けるようになり、何とかしなくては!とam͜a͉zonで片っ端から買い集めた毒親本は、つらくてつらくてとても最後まで読めませんでした。
さすがにあれから年数も経ったし、今は大丈夫です。
この本は、めっちゃ読みやすい!
でも、内容が軽い訳ではなくて逆です。
かなり重いです。
ただ、知りたい事をきちんと書いてあるので、私には面白くて読みやすかったのです。
虐待されていた私(たち)が、何故こんなにも生きづらいのか?
それが書かれています。
私は若い頃しばしば親に「死にたい」と言いました。
慢性的に鬱状態で、そういう感覚になったのですが、正直なところ「死にたい」というのはちょっと違うなぁ…とも考えていました。
つまり、(普通の人が当たり前に受ける)親からの愛情を受けずにちゃんと生きていなかった為に、死ぬという言葉が当てはまらない、しっくりきていなかったんです。
「消えたい」
まさにこれでした。
ところで、この本では被虐待児だった人のことを
異邦人
と表現していて、初めにちょっと吹きました𐤔𐤔
何故なら、私は同じ被虐待児だったお友達と話す時に、それぞれの親を
別の星の生き物
と表現しており、
学生時代には、自分に自信があってキラキラ輝いて見える、親からたっぷりの愛情を受けて育った同級生たちを
宇宙人
のようだと思っていたからです。
でも、愛を持って「異邦人」と表現してくださっているのがわかります。
何人かの「異邦人」が登場しますが、その全てかたの心の動きに共感しまくりました。
そして私も異邦人なわけです。
あの大ヒット曲「異邦人」を歌いまくっていた若かりし頃の私…(爆)
聖書でも私は「異邦人」だし💦
読後感想として、まず、
私はもっとこのブログに赤裸々に綴っておいても良かったかな?
と思いました。
ブログを始めて、自分がアダルトチルドレンだと書くのに、かなり勇気が必要でした。
あと、今更夫を責められませんが、
「文章は短く、簡潔にね」
とアドバイスされていた為に、
虐待エピソードを端折りまくって書いていました。
それで、逆に変に誤解を受け中傷されて、面倒な事になったりしました。
実際には、
両親揃ってキチガイで、ひとり娘の私は虐待されまくり、
日常生活に支障をきたす程に、心身共に相当なダメージを受けました。
この『消えたい』のあとがきには、虐待親の事を
発達障害(軽度知的能力障害)
と書いています。
勿論その程度は人様々ですよね。
子どもの頃から「この人、おかしい…」と父親に対しても母親に対しても思いました。
特に母親が圧倒的に変でした。
でも、その都度打ち消していました。
いやいや、実際におかしかったわけです。
隠されていた、というより怖くて知りたくなかった事実に自らが気づき認め受け入れると、人はこんなにも変われるんだなぁ〜💝
と思えます。
am͜a͉zonはここから。
高橋和巳さんの別の本。タイトルだけでも全力で頷くわ𐤔𐤔