ビートルズがX線CTをつくった? | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

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仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

私と関係が深いX線CT歴史を紹介します。

なぜ私と関係が深いかといいますと、

私は企業時代にX線CTを開発していたからなんです。

 

 

 

 

 

X線CT(Computed Tomography)は、単にCTとも言われ、

X線ビームを人体に多方向から照射し、
人体の横断面の画像をディスプレイに表示する医療機器です。

 

 

 

 

<X線CTの歴史>

EMI社ビートルズで稼いだお金で

X線CTを製品化できた一面もあることから、

ビートルズがCTをつくった」とも言われています。

 

私に関係する歴史とともに

X線CTの歴史を以下に紹介します。

 

1895年11月 レントゲン(独)が X線を発見

(出典:Wikipedia)

 

 

・1966年6月29日 EMI社(レコード会社)所属の

 ビートルズの来日が「ビートルズの日」となりました。

 (この日は三男の誕生日でもあります。)

(出典:朝日新聞1966.6.29)

 

   

   (商標登録第2139388号)


・1968年8月 EMI社の研究所のハウンズフィールド

 (Godfley Hounsfield)がX線CTを発明

 


・1974年4月 遠藤和光日立メディコのX線設計部に入社
 日立メディコは2021年3月に富士フイルムの100%子会社となり、

 2021年7月に富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリング株式会社

 に社名変更しています。


・1975年8月 EMI社が開発したX線CT(EMIスキャナ)が

 東京女子医大に国内初めて設置

・1975年10月 日立メディコ 国産初頭部用X線CT

 藤田学園保険衛生大学(現在藤田医科大学)に設置
 (設置に立ち会い、白衣を着て患者をベッドの乗せました)

・1976年2月 日立メディコ 頭部用X線CT(CT-250)完成
 (販売開始当時、価格1台1億円、月3台出荷)

・1977年1月 日立メディコ 全身用X線CT(CT-W1)を完成

・1979年 X線CTを発明したハウンズフィールド

 ノーベル生理学・医学賞を受賞

・1984年5月 日立メディコ 全身用X線CT CT-W500/600を完成
 (私は1回転4.5秒の全身用X線CTの製品化に従事)

・1987年3月 遠藤和光日立メディコ退職
 (退職当時1回転3秒の全身用X線CTのプロトタイプを完成)

・1988年3月 日立メディコ 全身用X線CT CT-W1000を発売

上記の他にも各医療機器メーカがX線CTを開発し、製品化しています。

 

 

 

私が企業時代に日立メディコからいただいた賞状はこちら

昔は発明家、今は発明を守る法律家

 

私の時代(昭和)は半年に1件発明するのがノルマになっていました。

最近はどうなんでしょう?

 

 

 

 

 

 

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