福井県立図書館が編集した本。

まず一言、これは覚え違える。

さて、紆余曲折があって、なんだかんだでこの本を買い込むことにした。
最も大きな理由は、表題にある百万回死んだ猫が間違っているように思えたからだ。

そもそも、百万回死んだ猫について初めて認識したのは、三十年近く前に放送されたカウボーイ・ビバップの最終回だったと記憶している。
その時のオチは、猫が嫌いだという物だったが、それ以来非常に強く印象に残っていた。
で、この本を買い込んで読んでみたら、死んだ猫では無くて生きた猫だったことが判明。
これは、最近ではかなり大きな衝撃だった。
まあ、一度読もうと思い続けて三十年近く経っているので、あまり偉そうなことは言えないのだが。

その他にも、絶対に覚え間違えるだろう表題をつけた作家(1Q84年なんてのも有った)やら、混同してしまったのやらと、なかなかに興味深い物が多かった。
ちなみに、俺が正解にたどり着けたのは七冊だけだった。これが多いのか少ないのかは分からないが、難問ばかりだったことは間違いない。

さて結論だ。

この本はなんだかんだ言いつつ、読んでみると楽しかった。
大規模電子情報網(インターネット)には、もっと大量の覚え違いの一覧があると言うし、面白半分で買い込んで読んでみるのはありだと思う。
ただ、もう少し本の内容に触れていてくれたらもっとよかったと思うのは、俺だけだろうか?


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