マンションの家具の配置提案 ⑤ マンションの構造体の柱がお部屋の角にある間取りの家具の配置術 | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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本日はゴールデンウイーク明け、

第一木曜日なのでBIGJOY名古屋

ショールームはお休みとなります。

ブログは予約にて投稿させて頂いております

 

さて、今日のブログは

4月より始めた新しいコンテンツ

『マンションの家具の配置提案』です!

 

マンションならではの間取りをご存じですか?

マンションの構造体である大きな柱が

リビングダイニングの角にある場合と

ない場合があるのをご存じですか?

お部屋の角に大きな柱がある場合を

「インフレーム」というそうです!

それに対してバルコニーに柱がある場合は

「アウトフレーム」というそうです。

 

今回の間取りは110㎝角の大きな柱が

リビングダイニングの角にある間取りと

なります!

 

(間取り図はイメージ(仮想)となります、以下省略)

 

今までいろいろな間取りを見てきましたが

この構造体である柱がバルコニー側に

あればLD空間が四角形となるため

家具の配置がしやすいように思いますが

今回は、そんな柱が出っ張っている

部分を活かし家具の配置を考えてみました

 

まず初めに紹介する家具の配置は

この住空間に普通に家具を配置すると

こんな感じになると思います!

 

 

上の図で提案した主な家具のサイズは

幅150㎝のダイニングテーブルに

幅200㎝のソファ

幅150㎝のテレビボードです。

 

今回はこの後に紹介する家具の配置提案

は、今までモデルルームであまり

提案したことがない家具の配置なので

CGでイメージ画像を作成しました。

 

 

家具の配置図とCGがあると

とても分かりやすいですよね!

 

 

今回の間取りであれば

こんな感じに家具を配置することは

容易に想像できるとおもいます。

 

しかしながらBIGJOYならば

こんなユニークな家具の配置を

提案します!

 

それがこちらです!

 

先ほどの家具の配置と

比較すると、その違いが分かると思います。

 

今回、BIGJOYが考えた家具の配置は

『家具の配置を変えることができる提案』

がテーマとなっております!

 

お部屋の使い方に合わせて

家具の配置を変えることが

できる家具をチョイスしているのです!

 

こんな感じに・・・

 

 

どこが違うか?というと

ソファの向き、ソファとオットマンの位置が

異なります!

この提案はソファをダイニングで使用する

ソファダイニングという考え方となります!

ソファの座面の高さを椅子の座面の高さと

することで、

高さ70㎝のダイニングテーブルに

ソファとチェアを併用することができるのです!

CGで表現すると以下のようになります!

 

 

このようにソファの向き、オットマンの位置を

変えることで4人掛けのソファダイニングと

することができ、

やっぱりソファはダイニングでは

使いたくないという場合はソファの向き

を変えればいいのです!

 

上の図のようにソファをダイニングで

使用する家具の配置とした場合

オットマンの設置場所が面白い!!

 

 

ソファダイニングのソファの背と

2面の壁に囲われたスペースとなり

なんとも落ち着きそうな空間です!

オットマンのサイズは縦置きしている

ので幅70㎝奥行き92㎝と

ソファとしては十分な広さがあり

壁に大きなクッションを当てれば

“まさにソファ”となります!

 

ソファを横置きしたサイズ162㎝

オットマンとソファを縦置きしても

オットマンとソファを合わせて162㎝と

なるためソファをこんな組合せと

することができます!

 

 

上のCGで表現したダイニングセットと

ソファの配置を・・・

『やっぱりソファはソファダイニングでは

なく、ソファとして使用した配置』

と言いましたが、

上のCGではダイニングが2人

もしくはオットマン部分に座って3人用

のダイニングセットとなるため

こんな家具の配置換えも提案します!

 

“本格的にソファとダイニングを分離”

する家具の配置換えです!

 

 

ソファの位置はそのままで

ダイニングテーブルをキッチンの背面

に移動させた家具の配置となります!

 

 

この家具の配置の場合

ソファの組合せは

構造柱の壁に沿ってソファを縦置きする

提案をさせて頂きました!

 

 

このソファの配置は

実は構造柱の壁に沿ってデスクを設置

した家具の配置と微妙に関連があります!

 

初めに紹介した家具の配置のCGを

もう一度ご紹介します!

 

 

南面の掃き出し窓を背にして

リビングダイニング及びキッチン側を見て

勉強ができる特等席!となるデスクの

配置を提案しました。

冒頭に申し上げましたが構造柱が110㎝角

の壁がとなるため、奥行き50㎝ほどの

デスクを設置してもデスクと窓の間が60㎝

取れるためこんな家具の配置が可能と

なります!

上のCGをよく見て頂くと・・・

壁側の引き出し収納部分は

リビング側を向けているのに対して

家具の配置換えをして

ソファの背を構造柱の壁に沿って

配置すると・・・

 

 

ソファの背がデスクの引き出し部分と

少し被るので

引き出しを窓側にすることができるのです!

 

 

構造体である柱の壁と掃き出し窓のある

出っ張る部分、

1.5帖分のスペースををワークスペース

とする家具の配置を提案させて頂き

 

残りの8.5帖のスペースを

リビングダイニング空間とする

家具の配置となります!

 

 

このように構造柱の壁に沿って

お部屋の区画をLD空間とワークスペース

に分けることでこんな家具の配置を

考えることができました!

 

これぞ“構造体である柱の壁を活かす

家具の配置提案”となります!

 

同じ家具を用いて

初めに提案した標準的な家具の配置に

家具の設置場所を変えると

こんな感じとなります!

 

 

 

今回の10帖ほどのリビングダイニング

空間であれば、ソファをこの位置

ダイニングテーブルをこの位置と

決めてしまうのではなく

家族の成長に合わせて

お部屋の使い方が変われば

“家具の配置を変えて生活をする”

ということを提案したいと思います。

 

実際は・・・

 

 

この家具の配置となってしまうと

思いますが、このような10帖ほどの

リビングダイニング空間でも

 

 

こんなお部屋の使い方や

 

 

こんなお部屋の使い方も可能である

ということを表現したかったのです!

 

もちろんこの家具の配置をするためには

選ぶ家具は制限されますが

反対に限られた住空間をこんなに

活かすことができるのです!

 

前回のマンションの家具の配置提案④

でも申し上げましたが、

『家具の選び方』はお気に入りのデザイン

の家具を見つけるという考え方だけでなく

“家具の配置換え”を前提とした

『家具の選び方』もおすすめです!

 

最後に・・・

構造柱の壁をこんな活かし方もご紹介します!

 

 

今まで提案してきた同じ家具を用いて

提案した家具の配置で

構造柱の壁が110㎝なので

幅150㎝のデスクと奥行き40㎝の

シェルフを組み合わせると…

幅150㎝のデスクは壁から40㎝

はみ出しますが、奥行き40㎝のシェルフ

をはみ出した部分にくっつけると

こんなL字の家具の配置が可能となります!

 

この家具の配置をする場合は

10帖のリビングダイニングの隣の

5帖の洋室の可動式の壁をオープンにし

2つのお部屋を繋げると

実現可能となります!

 

 

テレビボードを5帖の洋室へ配置換えを

するとお部屋が広くなるため

構造柱の壁をこんな活かし方ができます!

 

 

私的にはデスクを窓を背にして

配置した方がおススメなので

 

 

この家具の配置がある意味斬新で

気に入りましたが・・・

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

10帖ほどのリビング空間で

しかも構造体である柱の壁がある

間取りでも、

こんないろいろな家具の配置を

考えることができるというのが

とても面白いと思います!

 

こんな家具の配置提案こそ

BIGJOY流であり

“考える家具屋BIGJOY”の真骨頂とも

いえる提案となります!

 

家具の配置で悩んでいる方は

是非“考える家具屋BIGJOY”まで

お気軽にご相談ください!

 

 

このスペースが最高です!

 

 

参考にしてください!