谷崎潤一郎原作、市川崑監督の映画「細雪」観ました。


昭和13年の話なので、現在の価値観には外れる内容ですが、着物の美しさは堪能できます。


着付けの様子や虫干しした豪華絢爛な振り袖等、着物を観るだけでも価値があります。


四季折々の着物の着こなしは見事でした。


特に花見に出掛けた4姉妹の着物の共演は、桜の花より可憐で画面に釘付けになりました。


岸惠子さん、佐久間良子さん、吉永さゆりさん、古手川裕子さんが姉妹役でした。


そりゃ美しいに決まってるわね。


春の上着は長羽織や道行で、昭和中期の膝丈じゃないところがカッコ良くて、素敵です。


映画の中で岸惠子(長女)が家の中で上着を脱ぐシーンがあるのですが、地味な上着の裏地が赤くてハッとさせられました。


やるな~🎵



さて、細雪効果で今日の着物は優雅な色留訪問着にしました。


栗林公園の葉桜を堪能しました。












牡丹桜は見頃です。




水色の色留訪問着に唐織の袋帯を合わせたフォーマルコーデです。

結婚式の親族みたいですが、公園内には本物の花嫁花婿が正装で写真を撮っていますので、親戚だと思われたかも。

細雪のように優雅に過ごしたかったのですが、茶店で甘酒を溢して着物に染みが出来てしまいましたガーンガーンガーン

家に帰ってリグロインで染み抜きしたら、輪染みができて、かえって酷くなりましたガーンガーンガーン

リグロインで落ちる場合もありますが、絶対目立たない場所で試し拭きしないとダメですね。

明日は悉皆屋さんに走ります‼️

最後に失敗したけど、花見は最高でした。



着物リメイク作品等minneに出しています。

よかったらご覧くださいませ。




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