そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

立憲・江田代表代行、NISAに課税発言が大問題に?

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今日は、衆議院選挙の投票日です。

すでにそれぞれの政党の政策が公にされていますが、野党第1党の代表代行の不勉強が明らかになってしまったという記事を読みました。

 

news.nifty.com

 

その中で、江田氏は「1億円の壁」と言われている、年間所得が1億円を超えると税負担率が低くなる問題について言及。これは株の売却益や配当にかかる税率は一律20%(注・現行では復興特別所得税も発生)のために生まれてしまう問題だが、江田氏は解決策として「我々はせめて30%、国際水準並みにしていただく」と話した。

 

28日放送の『プライムニュース』(BSフジ)に出演した立憲民主党江田憲司代表代行が株の売却益や配当への税率を20%から30%にするという発言をしました。

 

この発言に、MCの反町理氏が「それはNISAとか少額で低所得者の人が積み立てて株式運用しているものも30%?」と質問すると、江田氏は「それは、全然グラフを見ていただければ。1億円を超えるあたりから急速に株の取引量は増えてる」と若干噛み合わない発言をしていた。

 

この江田氏の回答は、全然、MCの質問を理解していないようです。

このやり取りの延長上に以下のような発言になります。

 

反町氏が再度、「中、低所得者の皆さんも積み立て運用していって、その部分に対しても同じように30%かけるんですか?」と質問すると、江田氏は「同じようにかけますよ」と断言。

 

江田氏は、NISAが個人投資家のための税制優遇制度で、低・中所得者の長期の資産形成の手段となっていることを知らなかったようです。

大金持ちのための制度だとでも思ったのでしょうか。

この記事を読んで驚いたのは、野党第1党の代表代行ともあろう人間が、NISAについてこれほどまでに無知だということです。

初めて候補者になった新人ならともかく、テレビの討論番組に党を代表して出演している、ベテランの政策通と言われている人間でも経済に関しては、この程度の知識しかないということです。

もう少し勉強してい欲しいですね。

こういう発言を聞くとそのほかのいろいろな政策も十分に精査されたうえでのものか、疑問が生じてしまいます。

 

メディアの選挙予想を見ると立憲民主党は、今回の衆議院選挙で議席がかなり伸びるようです。

健全な民主主義の発展のためには、責任野党の存在が必要ですが、党の代表代行がこの程度のレベルの知識では、NISAを利用するささやかな個人投資家としては、かなり残念だと感じました。