昨日のニュースで、米国の軍用飛行機「オスプレイ」の航行が再開されたとの報道を目にしました。自分は学生時代に航空工学を学びましたが、(成績が芳しくなく)その道に進む事が出来ませんでした。ただ、その後別の分野で設計開発に40年近く携わりました。

 

一応、技術者を経験した身ですので、云わせて貰えば…「オスプレイ」は航空工学的に考えれば、飛行体として安全性が備わっていない構造であることは明らかなのです。その事は米国の開発組織は多分認識していると思います。数年後には姿を消すのは間違いなく。

 

動力の無いグライダーも然りで紙飛行機は数十分間大空を飛び続けます。また“竹とんぼ”は子供の手を離れて優雅に飛び続けます。それぞれ飛行の原理に沿って飛ぶのです。「オスプレイ」は技術的に不具合は無くても、飛行体として安全性が備わっておりません。

 

数年後には、「オスプレイ」は軍事用飛行体から姿を消す筈です。米国のメンツだけで運用されているのが現状であり、犠牲者が更に出るのは明白です。生死の問題ではありませんが…日本のマジック界も、もう一度原点に立ち返る必用があるのではないでしょうか。