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2024年05月04日

555.アルファディア ジェネシス 2

アルファディア ジェネシス2-2024_03_04-03-10-33.png

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「AlphadhiA Genesis 2」のレビューです。

 アルファディアの悪夢再び……かと思いきや、今作はまぁまぁ楽しめました。
 やっぱり前作の評価は散々だったのかな、シナリオにはだいぶ力を入れた様子でした。本作は世界を席巻する白のエナジ勢力と、虐げられる黒のエナジ勢力の反乱の様子が描かれており、主人公は反乱軍側です。
 主人公が白勢力である帝国軍に虐殺の憂き目に遭う場面から始まり、小さな村を回って戦力を募り、反乱軍のリーダーとして黒の軍団を率い、帝国軍に刃を向ける戦記物となっており、思わぬスケールの大きさにしぶしぶながらも(笑)興味は惹かれていきました。
 同時に一枚岩ではない帝国軍サイドの様子もイベントとして度々描かれ、特にそちら側の人間模様が意外なほど面白かったですね。
 深謀遠慮と威厳にちゃーんと満ちた皇帝はラスボスとして相応しい風格を持っていたし、その皇帝に忠誠を誓う腹心たちもちゃんとその役に相応しい人間力を持っていました。これを描けるのは素直に感心しますが、私は見逃しませんよ。スタッフロールにシナリオアシスタント役職の欄があることを。
 本命のシナリオライターは前作と同じ人なので、第三者視点でアドバイスができる人に、骨を折ってもらったんでしょうね……。知らんけど。
 いや、それでも偉い。ちゃんと進歩した面白いストーリーでした。

 が。
 全部が全部面白かったかというと、実はそんなことあるわけないんですよね。
 マクロ視点(大きな視点)での戦況や戦局、帝国側の人間模様の描写など群像劇は面白かったのですが、対して反乱軍側、主人公サイドの状況や、ミクロ視点でのより細部に拠った個人とのエピソードなどに関してはツッコミどころが多すぎて、腹を抱えて笑ったほどでした。
 本人たちはあくまで真面目にやってんですけどね。

 例を挙げると、最序盤。
 燃えて崩壊寸前の家に突入し、父親を助けようと駆け寄る主人公。辛うじて息のあった父親はそんな息子を見るなりこう言います。
「馬鹿野郎、お前、なぜ戻ってきた。このままではお前まで焼け死ぬぞ。早く逃げるんだ」
 本作もまた声優を起用しているので、フルボイスとは言えずとも、ここぞといったイベントシーンで、声優が感情たっぷりに演技してくれるのは、かなり受け取れる印象が違います。失礼ながら知らない人たちばかりとはいえ変な棒読みなど皆無で、ちゃんと引き込まれるものがあるんですよね。
 なのでこのシーンも大変感動的なシーンではあるのですが……。

 ま、ネタバレしてしまうと、主人公は外でドンパチしていた際に、不意に誰かが自分を呼ぶ声を聞くんですよね。そしてその声の正体が父であり、目の前の燃える家から聞こえてきた。
 だから思わず入っていったんですよね。
 そう、お前が呼んだからだろぃ!

 他にもありますよ。
 仲間の一人は復讐の決意として家に伝わる伝統の服を着ていて、これは絶対に脱ぎません、と仲間に告げるんです(そのために装備不可な防具があるくらい)。
 その直後に、別の仲間が帝国軍の鎧をかっぱらってきて、これを着れば怪しまれずに街の中に侵入できるぜ、と。
 そのことに誰一人異を唱えずイベントは進行しました……。もちろん、脱がぬと公言した彼女は当たり前のようにこの鎧を来て街に潜入しました。

 まだまだありますよ。
 百戦錬磨の皇帝陛下は敵つまり主人公サイドが用意した要塞の弱点を見抜き、水攻めを敢行します。これにより反乱軍は壊滅状態、私自身もおぉっと思ったものですが、直後に、「要塞内に突入せよ! ネズミどもを皆殺しにするのだー!」って、えぇ!? 水攻めしたんでしょ? 地下に網の目のように通路を掘りまくった反乱軍肝入りの迷路内に大量の水を注ぎ入れたんだよね? それによって数千の反乱軍が溺れ死んだんだよね? その直後に、その中に入って行けと……?

 と、このように、噴飯もののエピソードが満載でした。シリアスな展開のゲームなので、書いてるほうも、ゲーム内の登場人物たちも、いたって真面目なんですけどね。

 さて、話が長くなったのでそろそろ切り上げたいのですが、本作の注意点をざっくりまとめておくと、本作はRPGです。それもKemco否Exe-Createの中では古い方の、です。
 それはつまり、昨今の手軽にさっくりやりこみRPG、ではなく、ちゃんとしたRPGを目指して作られた、ということです。
 いつものKemcoゲーにはありそうな便利なアイテムのほとんどがないし、ミニマップもないし、真面目にやるとブーストシステムのメリット・デメリットを把握して使いこなさなければならないし、ダンジョンは長いし。古いゲームなのでもっさり感は否めません。

 ただまぁ、いうてやっぱりKemcoゲーではあるんですよね。ファイタークラスの全体複数回攻撃スキルを主軸に戦闘評価A以上を乱獲し、過去一稼ぎやすい課金ポイントをありったけ種アイテムの購入に注ぎ込めば、もう最序盤からゲームバランスをぶっ壊して快適に進むことが出来ます。
 このカラクリに気付ければブーストシステムがどうのという不満は解消するでしょう(オートはどのようなアクションでもブーストを1しか吐かないので産廃です。開幕5ブースト使ってショックウェーブ。1ターンキルとともにオーバーキルにより消費EP全快、戦闘評価も敵三体以上でほぼA確定で毎戦闘3課金ポイントゲット、貯まったポイントを全部STRの種に注ぎ込んで……てな感じ)。シンプルな分、わかりやすく強くなっていけます。

 ただ、ダンジョンのデザインは覚悟したほうがいいでしょう。
 最強の迷路とは、まっすぐに延びた一本道だ、とはよく言ったものです。途中休憩して、トイレにいってついでにコーヒーを淹れて戻ってきたら、自分が前と後ろどっちに進んでいたかわからなくなって入り口からやり直したこともありました……。
 ミニマップもないから余計に不安になるんですよね。

 あと前作もそうだし、これと似た傾向の今までの作品でもそうでしたが、本作もまた「フラッシュゲー」です。エンカウントする度に画面の端から端まで全てが一瞬白一色になります。
 これがもう、目に辛い辛い。
 部屋を明るくして画面から離れてプレイしましょう。頭痛や吐き気を感じたらすぐに中断し、横になりましょう。そして後日プレイを再開して、どちらに進むべきかわからなくなって、ダンジョンを最初からやり直してください(笑)
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