学校の先生は難関私立大学に合格していて、海外留学もされています。
元々よく出来るんだろうなーと思っていましたが、全くそうではなかったそうです。
どんなに頑張っても、小学校から算数が出来なくて、その他の教科でなんとか中高一貫校に合格したそうです。
ところが、入学後は周りについていけず、英語も理解できなくて全教科赤点。さっそく落ちこぼれになりました。自信を失い自分はできない人間だと思い込み、朝から晩まで机に伏せて寝ていたそうです。
高1の頃には数学は10点台になり、中学範囲すら理解していなかったそうです。
ところが、ある日...
「この学校に行ってみたいな」
「英語を学んでみたい。留学してみたい」
「将来こんな仕事に就きたい」
目標が出来た途端、反抗期を抜けて突然変わりました。
寝る間を惜しんで死にものぐるいで勉強。チャートという分厚い本があるらしいですが、ボロボロになるまで解きました。
そして、勉強のスイッチが入ってから僅か2年で難関私立大学に合格!
こういう凄いエピソードをあちこちで聞くけど、人間って凄いですよね。
先生は「勉強ができないと思いこんでいた暗黒期を、生徒達に経験してほしくないんです。」と仰っていました。
だから、必死に放課後の勉強会の呼びかけをしていたんだね...
今、先生の勉強会に全部参加しているおぬり。学生時代のお話を聞いて、自分もやれば出来るんじゃないかという自信が湧いてきたのかもしれません。
私個人的な意見ですが、元々よく出来る天才肌の先生よりも、できないからこそ死にものぐるいで努力した先生の方が生徒の気持ちを理解しやすいのかな?と思いました。
似たような境遇の生徒も沢山いると思います。成績のアップダウンで自信を失ってる生徒も多いはず。
そんな生徒の心を掴みやすいのは、やはり努力してきた先生なんじゃないかなと。私が学生だとしても、先生みたいになれるんじゃないかって、希望を持つかもしれません。
そういえば、おぱむも弱音をよく吐きます。「自分はバカで覚えが悪いから◯◯高校に受験なんて無理だよ....」と。
そのたびに私は色んな言葉をかけました。
「自分はバカって、ママよりバカになってから言ってくれない?あなたは総合点230あったよね。ママは5教科20点だったよ。ママほど谷底に落ちてからバカだと言ってくれ。」
「やらない後悔よりやる後悔の方がまし。努力がその時実らなかったとしても、人生をトータルで見た時に必ずプラスになっている。無駄なことは何一つない。」
「ママみたいに学校に受かるかもしれないよ。勉強したら、1年半で倍率5倍の学校に受かったんだから。努力した者のみが、その後の未来を掴み取れるんだよ。」
熱血教科の如く、熱く語りすぎるクセのある私
でも、私みたいなアホがそばにいるおかげて、おぱむは安心するんですよ。
「ママより俺の方がマシってことは、頑張ったら可能性があるってことか〜」と。
そうそう。ここまでのアホはなかなか居ないから、自信を持つのよ!
ということで、おぱむは今週トータル8時間お勉強しました!その調子だ!
私「チリつも(塵も積もれば山となる)やな!」
おぬり「チリつもって略してる時点で頭悪い😂」
私「チリつもを馬鹿にするなー」
おぱむ「平成初期の言語かな。」
子供達にバカにされてナンボです。そういうポジションで生きていきます。