映画『レンブラントは誰の手に』
タイトルがミステリーっぽいですが、そうではなく、画家レンブラントが主人公の伝記でもなく、彼の絵に魅了される人々のドキュメンタリー。
レンブラントの描いた作品を巡り、
■古城の邸宅で一人で鑑賞する貴族
■ルーブルで展覧会を開く個人収集家
■研究に生涯を賭ける専門家
■本物と見抜き落札する画商
■相続税対策で手放す大富豪
■所有を巡って競い合う美術館
など、様々な立場の人達によって、いくつかのエピソードが同時に入れ替わり進行する展開でした。
みんな、レンブラントに恋してる。
■名画と言われる作品の美と経済的価値(お金)の側面
■自己満足、執着心、承認欲求などの人間の欲望
■美術業界や美術館の裏事情 など。
実話なのが、興味深い。
レンブラント・ファン・レイン
~「光と影の魔術師」の異名を持つ、オランダのバロック期の画家~
アップで映し出される作品の細部の色使い、美しい筆致にため息。
絵にカメラが寄って、寄って、寄り切られました。
すごかったわ!
接写された作品に魅入ると、話の展開についていけなくなる。
スクリーンの前の私もまた、レンブラントに魅了されてしまうのです。
明暗法による、影によって発する絶妙な光。
その光によって、輝く色彩。
堪能しました。
名画は誰のものか、在るべき場所はどこなのか…?
レンブラントを個人で所有して、楽しむ人もいるんですよね
美術館でしか観ることない私には、別世界。
そんな別世界をちらっと見れたのも、面白かったです。
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