レッドランメルトが新潟大賞典に出走しましたが、苦手の道悪馬場で最後の直線で力尽き、１２着と大敗しています。
早々と雨予報が出た１週間前からほぼ諦めてましたが、前走の小倉大賞典と同じく２戦続けての道悪馬場とは、仕上がり万全だった馬にとって大きなダメージです。競馬では天候馬場は仕方がないことですが、３ヶ月待ってまたしても道悪参考外とは、人間のほうもさすがに堪えます。
レッドランメルトは今年中に重賞の１つか２つは取れるはずでしたが、金杯〜小倉大賞典〜新潟大賞典まで４ヶ月近くも無駄に過ごしたことになり、今回のこのタフな競馬でまた立て直さなければならず、今後にも大きく響きそうです。
とにかく、好内容だった昇級初戦の中山金杯のように、良馬場での競馬を早く見てみたいです。
国枝調教師コメント
「スムーズにスタートを切ることができましたし、前目の好位置を取って、道中も流れに乗ることができました。仕掛けどころの反応もちゃんとあり、直線半ばまでは頑張ってくれてはいたんですけどね。逃げ馬が2着に粘ったことを考えると、道悪馬場への適性の差が出てしまったのかなと思います。荻野極騎手は『返し馬からノメって走っていましたが、後ろから差すタイプの馬でもないので、ポジションを取りに行きました。立ち回りは良かったと思いますし、残り200mまでは踏ん張ってくれていたのですが…。最後は馬場を気にしていたのもあって、脚が上がってしまいました。初めて乗せてもらいましたが、ワンターンのレースは合っていると思います。今日も良馬場だったら、もっとやれたはずです』とレース後に話してくれました。ここ2戦は雨の影響で良い馬場で競馬ができずに、かわいそうな結果となってしまいました。ランメルトの能力はこんなものでは無いと思っていますので、ここから巻き返していきたいです。このような馬場で走りましたので、レース後のダメージなどをしっかりと確認しながら今後の予定を立てていきます」
