こんにちは、
まなぶっちです。
しばらく、ブログを更新していませんでした。
今回は、ハラスメントの種類の最終回です。
いままで、紹介してきたように
場面や対象により色々と分類されているのは、
それだけ、ハラスメントが多様化していることが原因なのかも知れません。
私は多様化した原因として場面や対象により、
解決のアプローチが異なるため、
こういった分類が進んできたものと考えています。
ということは、それぞれの特徴を掴んでこくことが大切であり、
今回紹介した様々なハラスメントが
そのお役に立てばと思っています。
■ブラッドタイプ・ハラスメント
血液型によってその人の性格を判断しようとすることで、
その人が不快になったり、するような言動をいいます。
血液型と性格については、因果関係は立証されていないといわれ
血液の4タイプで自分を決められてしまうことに抵抗感がある人も
いるかも知れませんね。
血液型の相性で、人事異動や担当を決定するといった
組織もあるということもあるそうです。
コミュニケーションの一つとして
初対面の人に「あなたの血液型は?」と聞くなんてことも
たまにあるのではないかと思いますが、
相手によってはブラッドタイプ・ハラスメント該当する可能性もあるので
注意しておきましょう。
■ペイシェント・ハラスメント(ペイハラ)
医師や看護師などの医療従事者や医療機関に対して、
無理な要求をしたり、暴言等を吐くような
自己中心的な嫌がらせを続けることを示します。
患者やその保護者が加害者でありる、ドクター・ハラスメントとは
対極のハラスメントと言われています。
■ペット・ハラスメント
立場の弱いペットに対して虐待や嫌がらせをすることをいいます。
対象がペットとなり、躾と称して必要以上に叩く行為や
食べ物や水を与えないなどの子言うが該当します。
世話ができなくなり放棄するといった行為も
ペット・ハラスメントに該当するといわれ、ペットの不法投棄により、
生態系を破壊することもあり、
最近では、ペットブームの裏側に潜む問題として、
度々メディアで取り上げられることも多くなりました。
■ラブ・ハラスメント
恋愛及び性に関する話題を公共の場所や
第三者のいる前で持ち出し、その人に精神的苦痛や
不快な思いをさせることをいいます。
最近、問題となっているリベンジポルノもこのハラスメントに
該当すると言われています。
無理やり求婚や性交を迫ったりすることもこのハラスメントに
該当します。
■リストラ・ハラスメント(リスハラ)
企業側がリストラ対象者に対して行なう嫌がらせをいいます。
パワー・ハラスメントの一種で、
基本的には会社側が自主退職を促す行為で、
部署あるいは会社全体で嫌がらせして、
自ら「退職する」と言わせるように仕向けることなどが該当します。
■レリジャス・ハラスメント(レリハラ)
あまり聞きませんが、宗教団体や聖職者から受ける、
入信の強要、聖職者への盲信、非常識なまでの経済的搾取、
性虐待、幼児虐待などが該当すると言われています。
まれに、宗教団体のカルト的な犯罪等が取りざたされることがありますが
まさにそういったものが該当すると思います。
■レイシャル・ハラスメント
国籍・出身地など人種差別と取れるような
発言・行動を通じて相手を傷つけることいいます。
主に日本国内で生活する外国籍やハーフの方などに
対して嫌がらせやいじめ等をすることをいう。
今まで紹介してきたことの幾つかは
社会問題として取り上げられているので、
ご存じの方も多いと思います。
そういった社会問題も、メンタル的な視点で見れば
ハラスメントという概念に該当することが分かります。
管理職等の立場の方には、こういった点も
しっかりと理解しておくことが大切ではないでしょうか。
最後までお読み頂き、有難うございました。
それでは、本日はこれにて。