昨日は東日本大震災から12年、

それで、以前から見たかった映画を。

ヒューマンドラマだというのに、

事実と異なるとか、当時の政権批判、

アンチな評価ばかりが目に付くけど、

ドキュメンタリー映画ではないから。





解説を引用すると、

2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、未曾有の事態を防ごうと現場に留まり奮闘し続けた人々の知られざる姿を描いたヒューマンドラマ。2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が起こり、太平洋沿岸に押し寄せた巨大津波に飲み込まれた福島第一原発は全電源を喪失する。このままでは原子炉の冷却装置が動かず、炉心溶融(メルトダウン)によって想像を絶する被害がもたらされることは明らかで、それを防ごうと、伊崎利夫をはじめとする現場作業員や所長の吉田昌郎らは奔走するが……。現場の最前線で指揮をとる伊崎に佐藤浩市、吉田所長に渡辺謙という日本映画界を代表する2人の俳優を筆頭に、吉岡秀隆、安田成美ら豪華俳優陣が結集。「沈まぬ太陽」「空母いぶき」などの大作を手がけてきた若松節朗監督がメガホンをとった。第44回日本アカデミー賞で最優秀監督賞や最優秀助演男優賞(渡辺謙)などを受賞した。





確かにドキュメンタリーではないので、

端折ったり、描かれていないこともあるけど、

実際に起きたことが2時間の枠の中で、

上手く収められていると思った。

それと、菅直人首相も実名は出なくて、

当の本人も、映画を好意的に評価している。

本店との遣り取りも報じられていたけど、

映画では、名前が違っていても気にならない。

要は、地震で緊急停止できたけれど、

津波によって電源を失ってしまったため、

原子炉の爆発を防ぐためベントを行なう、

更には冷却を続けるには海水を注入する、

そのことを現地の人たちから描いているだけ。

だから、「トモダチ作戦」で除染、

そういったことも描かれていない。

廃炉もいつになったら終えることができるか、

まだまだ分からないだけに、

あの日、何が起きたのか知るだけでも、

この映画、見ておく価値があるのだろう。



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