嵐の勇者たち

昨日は正月休みに観る積りだった、

『嵐の勇者たち』が、やっと観られた。

ストーリーとかではなく、予告編で観た、

豪華キャストが凄いと思ってしまったもの。

レンタル落ちはないようだったので、

暮れに中古のセル版を見つけてポチっとした。

後から知ったことだけど、斜陽産業だから、

最後に一発花火を打ち上げたとか．．．

石原裕次郎、二谷英明、浜田光夫、

川地民夫、渡哲也、郷えい治、藤竜也、

和田浩治、内田良平、宍戸錠、岡田真澄と、

男性陣も凄いが、女性陣には、

吉永小百合、山本陽子、梶芽衣子、

それと東宝の浜美枝というだけあって、

これが本当のオールスターキャストなんだろう。








ストーリーはともかく、アクションも派手で、

ちょっとだけ恋愛ものがあつたりと、

１９７０年の正月映画というだけあって、

かなり娯楽作品に仕上がっている。

しかも、ボートにヨットだったり、

ヘリに対して銃撃戦になったりして、

まるで西部警察みたいな感じというか、

日活映画というより石原軍団みたいだった。

ただ、これも吉永小百合が目当てだったが、

さすが、ボンドガールの浜美枝の存在、

ちょっと格が違うようにも思えた。

ツッコミどころは確かにいっぱいだけど、

そんなことを感じさせないテンポもいい。

こんな映画、もう二度と作れないのだろうか。

ただ、青春映画の方が好きなんだが．．．



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