仮想通貨覚書
仮想通貨とは
- ネット上で流通する電子データ。一部の商品やサービスの決済に利用できる。
- 通常の通貨と違い、国家や中央銀行に発行・価値を保証されたものではない。
- 利用者による信用のみによって価値が保証されているデジタルな通貨。
ブロックチェーンとは
- 相互監視の分散型のコンピューターネットワーク。
- 「ブロック」と呼ばれるデータの単位を鎖(チェーン)のように連結していくデータベース。
- 世界中のパソコンにデータを分散させることで、第三者の仲介なしでトランザクション(取引)を成立させることができる。
- 「スマートコントラクト」が導入されていれば決済・取引だけでなく契約の記録も残すことができる。
- ブロックは直前のブロックのハッシュ値に依存するため、一度記録されたデータを改竄することはできない。
通貨だけでなく様々な分野への応用が期待されている。
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仮想通貨のメリット
- ネットがつながれば世界中どこでも通用する。
- 国の金融政策や情勢による影響を受けない。
- 銀行を通さないので曜日・時間に関係なく取引できる。
- 国際送金の手数料が圧倒的に安く、通常何日もかかる送金時間も数秒~1時間程度で完了。
日本でも仮想事業に参入する大手企業が増えている。
今後、様々なサービスで利用できるようになっていくと思われる。
仮想通貨のデメリット
- ネット環境がなければ利用できない。
- 発行元が無く国が管理していないので、全て自己責任。暴落しようが間違ったアドレスに送金しようがハッキングされてデータを失おうがお金は返ってこない。
- 仮想通貨取引所「マウントゴックス」の代表がビットコインを横領したマウントゴックス事件が有名。
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2017年4月、マウントゴックス事件を教訓に「改正資金決済法」が施行。
「仮想通貨交換事業者」が登録制になり、利用者の保護のための規制がされた。