【2020年】雨に経費をかけたくない・・でも買わないわけにいかない・・カッパは安くても使える?梅雨のバイク自転車通勤に向けてコスパ重視で選ぶ雨具【レインウェア】

こんにちは。片道30キロのバイク通勤をしている破毛です。
今年もついに通勤バイカー、通勤チャリダー達の敵「梅雨」がやってきてしまいました。借りている畑の水やりをしなくてもよい分、多少は気持ちが楽になるといったところでしょうか。やっぱり無理です。心から全力でつらい。

そこで必ず必要となってくるのがレインウェア。

レインウェアといっても毎日の通勤に使用するようなものとなると、透明ビニールカッパではすぐやぶれてしまうこともあり少々心もとないので、バイク・自転車に適した雨具を選ぶ必要があります。しかし一度カッパを購入したとしても保管方法やメンテナンス方法によっては、程度こそ違えど劣化は避けて通れないため、着ていても中まで濡れるようになったりと雨具として用をなさなくなることもしばしば。

そんなわけで、これまでに使ってきたカッパを新調するべく、手ごろな新しいレインウェアを選定することにしました。ちなみに、以前レインウェアを選んだときの記事はこちら↓

最近雨降りすぎ・・バイク通勤安くても使える雨具から安く買えるゴアテックスまでコスパ重視で考えてみた

https://hage.chirakashi.net/?p=1301
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バイク・自転車通勤で選ぶレインウェアの条件

通勤用レインウェアと一言で言っても、様々な機能・種類がある。まずは、過去に使ってきた感覚から各条件を設定し、理想に近いものを選ぶことにした。

条件は良いからとりあえず候補を見たい場合はこちら

通勤に適したサイズは1、2サイズ大きめ

製品にもよりますが、通勤等でのレインウェアは中に衣服を着用するため、1~2サイズ大きめを購入するとちょうどよいケースが多くあります。しかし高速走行をする場合はウェアが大きすぎるとウェアのバタつきが気になることもあるので、どのような使い方をするか頭の中でシミュレーションし状況に応じて選ぶことが大切です。

また、足元のずり上がりによって靴が濡れてしまうことがよくあるため、パンツの長さにも着目するか、もしくはズボンだけを別で購入するといった対応も必要となります。

お尻が濡れないために

レインウェアは、シートとお尻の間に入り込んだ雨水が、座ったときの圧力によって浸透することがあります。ビニール素材等の完全防水でない限り、生地の寿命や耐水圧によって度合いは違うものの、長期間使用していくうちに必ず濡れるようになるといってもよいでしょう。雨が強い場合は、出発時に到着までお尻を上げないなどの対策を意識することで、やや改善されることもありますが、それでも濡れてしまう場合は、ズボンだけでも買い替えを検討しましょう。

防水・撥水について

実際にホームセンターなどでレインウェアを購入する際、陳列された製品のラベルを見ていくと、「防水」「撥水」といった表記があり、何が違うんだろうと悩んでしまうことがあるかと思います。このような場合は、以下の各表記の特長を意識して最適なものを選ぶようにしましょう。

一般的に「防水」とは「水を通さない力」で、「撥水」とは「水をはじく力」のことです。

基本的にバイクや自転車などでの前から雨を受ける状態では、上記のような特性から「撥水」だけでは水を通してしまうため、「防水」を選ぶことにしました。

耐水圧で選ぶ

耐水圧とは

レインウェアには「耐水圧」というものが記載されていることが多く、どれだけの量の水や水圧に耐えられるかといった検査で出た結果を単位mmで表したもので、この数値が高い程、強い雨を防ぐことができます。イメージとしては以下の図のようになります。

これまでに使用してきたレインウェアの感覚では、バイクの場合は高速で移動するため通常の雨の場合でも水圧が強くなることから、最低10000mm程度はほしいところで、大雨では15000mm~25000mmが理想的だと感じました。また、自転車の場合であれば通常の雨で5000mm~8000mmやや強めの雨なら10000mm~15000mmほどあれば、ある程度まではしのげるかと思います。

透湿性

透湿性とは

レインウェアや防風ジャケットには「透湿性(とうしつせい)」という、内部の水蒸気を外に出し、汗などによる蒸れを抑える為の性質を表した数値が書かれていることがあります。

これについて、僕がこれまでに使用した感覚では、高価なゴアテックスなどの透湿性が高く風や水を通しにくい素材であれば、内部の乾燥により中が暖かく感じることがあるのですが、バイクの場合であまりに強い雨の場合は透湿性よりも防水性を重視しています。なぜなら、中の汗の蒸れを我慢するよりも、ジャケット内部に水分が染み込んだことによる中の衣類濡れの方が圧倒的に身体が冷えるからです。また防水性のみを重視した方が、寿命のあるレインウェアを何度も購入する場合にお財布に優しいといったメリットもあるからです。

しかし、自転車の場合はバイクよりも汗をかきやすいことや、バイクに比べて求められる防水性が低くて済むため、快適性を優先し透湿性を重視する場合もあります。

レインウェアの透湿性に迷ったら、コストと使用する状況のバランスに応じて選ぶことが大切です。

カッパを選ぶ時に意識したい雨侵入防止機構

防水フラップ

レインウェアは、前面のファスナー部などから雨水が侵入し易くなっています。一度雨が入りはじめると、中の衣服もずぶ濡れになることがあります。

それを防ぐために、ファスナー部を覆うような「防水フラップ」と呼ばれる前立てが採用されている製品があります。これは、バイク・自転車のような、前面から雨を受ける状況にとって非常に重要な機能と言えるでしょう。

止水ファスナー

止水ファスナーは、ファスナー部からの雨水侵入を防止するための処理が行われたファスナーです。製品により効果の差はあるものの、これがあるとないとでは雲泥の差となります。

防水フラップと止水ファスナーどちらが良いのか

製品にもよるのですが、体感的には後述の止水ファスナーよりも、防水フラップの方が侵入する雨を防ぐ効果は高く感じます。また、防水フラップはファスナー全体を覆う壁となっているのに対し、止水ファスナーはファスナー部が外部に露出していることが多いため、長期間の使用による劣化が著しい印象です。しかし、止水ファスナーが採用されている製品の場合、薄型軽量で携帯性の高いレインウェアとなっていることもしばしば。

上記のような点から、防水フラップと止水ファスナーはそれぞれ一長一短があるため、いずれかが採用されていれば、その分雨に濡れない安心感は高まると考えて良いでしょう。

レインウェアに通気性って必要なの?

雨具を選ぶ際、製品によっては、「ベンチレーション」と呼ばれる、換気用のチャックまたは穴が設けられていることがある。レインウェア内が熱くなった際、その温度を下げるときには非常に便利なのですが、仮にそこが止水構造になっていたとしても穴は穴です。過去に、ウェアのシワに溜まった雨等がその穴から侵入してしまったことがあるので、今回はファスナータイプのベンチレーションは候補から外します。

収納性

レインウェアは一般的に、暖かく分厚いものほど収納性が悪くなります。その反対に薄手のものほど小さくまとめることができ収納性が良く、携帯性に優れたものが多くなります。出かける前から大雨が降ることがわかっている場合や、冬場の寒い時期であれば収納性を欠いても身に着けてしまえば良いのですが、梅雨の時期となると、突然雨が降ってくることが多く、また雨が上がると気温が高く蒸すことが多いため、使用しないときはなるべく小さく収納できる方が望ましいです。

また、薄手のものは一見寒そうに見えますが、薄いレインウェアでも風を通さない生地であれば、寒さは大幅に軽減されます。それでも寒い日には、薄手のレインウェアの中に化学繊維のシャツなどを身に付けることで、ドライな状態を保つことができ、さらに暖かく過ごすことができます。

しかし、通年使用する予定で分厚いものを選んでしまった場合にも、キャンプ用の圧縮パックなどを活用することで雨具を小さくまとめることができます。使用期間・状況に応じて選ぶとよいでしょう。

フードの有無について

雨の日のバイク・自転車通勤において、ある程度以上の雨の場合、前方から目に刺さる雨粒は安全運転の妨げになることがあります。しかし、バイクでの高速走行時にフードを出していると、風を受けてしまい首がふらつくことがあります。このような場合は、フルフェイスヘルメットを装着するか、顔が露出するヘルメットの場合はゴーグルをつけることで対策ができます。

また、自転車の場合は、レインウェアのフードのつば部分が透明な素材でできているものもあります。雨が顔に降り注ぐことを防ぎつつ前方をある程度確認することができる機能は、有効に活用したいところです。

フードには襟の内側に収納できるものや、取り外せるものがあります。もしそのような機能がなくても、邪魔な場合は襟の内側に折り込んでしまえば良いので、今回は特に重要視しないことにしました。

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気になるコスパの高そうなレインウェア

実際に選んでみたところ、短時間や急な雨用、スクーターや自転車の速度、長距離大雨向きなど、様々な条件ごとの候補が上がってしまったので、ラベルで特徴を分けて紹介します。

スクーターバイク
スクーターラベルについて、実際にはスクーターもバイクですが、スクーターの場合足をステップに置く状態のことが多いため、常に足が外側に露出するギア車等をバイクと分けました。

自転車
自転車にもさまざまな距離・速度がありますが、自転車での一般的な距離・バイクとの速度の差を考慮すると、バイク用ではオーバースペックになってしまうため、必要とされるスペックを考慮しています。また、明らかにバイク専用の製品は自転車用としていません。革のレーシングジャケットを着て自転車通勤をしている方を見たことがないからです。

ラフアンドロード グライドレインスーツ

スクーター バイク
価格帯 お手頃
収納性 ★★☆☆☆
防水性 ★★★★☆

バイク用のレインウェアとしてはお手ごろな価格帯となっており、耐水圧の表記は見つからないものの、耐水性に関する評価は高く、ある程度距離のある通勤でも活躍できそうです。収納性は普通のようですが、圧縮袋などを使うことでコンパクトにすることをおすすめします。

この製品の最大の特徴は、ズボンの裾を靴の紐に固定するズリ上がり防止ループと、かかとからの靴への雨水侵入を防止してくれる、防雨アンクルフラップが装備されている点です。バイクのズボンの裾が上がるとたちまち靴はずぶ濡れになってしまうので、これは非常にうれしい機能です。商品紹介写真では表記されていないのですが、後ろ襟にはヘルメットから滴る雨水の侵入を防止してくれる、後襟防雨プロテクターという襟を伸ばせる機能もあるようですが、詳細は不明です。

ラフアンドロード デュアルテックスコンパクトレインスーツ

スクーター バイク
価格帯 お手頃
収納性 ★★★★★
防水性 不明

上記商品には収納性の高いコンパクト版が出ており、同様に雨水侵入防止機構を備えているようです。軽量な分、耐久性は不明ですが、急な雨に常備しておきたい方や短距離通勤にはこちらを検討してもよいかもしれません。

Vialifer レインスーツ 上下セット

スクーター 自転車
価格帯 激安
収納性 ★★★☆☆
防水性 ★★★★☆?

この価格で耐水圧が50,000mmあるそうです。正直なところ目が飛び出ました。目を疑ったので一度は候補から外したのですが、再度レビューを読むほどに興味が沸いてきてしまい紹介するに至りました。値段も値段なので、不思議な日本語の商品説明に目を瞑っても、妙に評価の高いレビューをどううけとるか次第では試しに購入してみてもおもしろいかもしれません。ちなみに「ファスナーとボタンは二重保護になるので」何なのかは不明ですが、一応「収納袋が付き!」とのことです。

山城 Motor Samurai ウルトラライト レインスーツ

スクーター バイク
価格帯 高め
収納性 ★★★★★
防水性 ★★★★☆

収納時はペットボトル500ml大と、非常に携帯しやすい製品です。初期耐水圧が20,000mmあり、透湿度も40,000g/㎡/24hと高性能。運転時の前傾姿勢で露出し濡れてしまいがちな腰も、ウェアの腰部がロング丈となっており好感度が高い。評価も全体的に高く、一番気になっている製品。サイズはやや小さめとのことなので、1~2サイズ大きめを購入するとフィットしそうです。

山城 Motor Samurai ライダースストレッチ レインスーツ

スクーター バイク
価格帯 普通
収納性 ★★★★★
防水性 ★★★★☆

前述のウェアと同じシリーズ内の、やや価格が抑えられた製品。初期耐水圧は同様に20,000mm、透湿度は10,000g/㎡/24hとなっている。こちらも激安とまではいかないものの、使用感次第ではコストパフォーマンスが高い製品と言えるでしょう。

カジメイク サイクルレインスーツ

スクーター 自転車
価格帯 お手頃
収納性 不明
防水性 ★★★☆☆

耐水圧は5,000mmと他商品に比べ低いのですが、基本機能に加え、お尻の縫い目がサドルに触れない機構や、シューズガードなどの工夫が凝らされており、比較的人気の高い製品です。短時間の通勤通学か、軽い雨などには非常に向いていそうなレインウェアです。

RSタイチ ドライマスター

RSR048(執筆時点で現行モデル)

スクーター バイク
価格帯 高め
収納性 ★★★★☆
防水性 ★★★★★

初期耐水圧は20,000mm 透湿度10,000g/㎡/24hとなっている。生地はドライマスターが使用されているとのこと。毎日使用するようなライダーからも評価の高い製品。旧モデルではドライマスターX採用となっているものもある。モデルによって仕様も異なるので評価が分かれるところのようですが、定評があることから、梅雨突入で品薄に困っていて同シリーズであれば欲しいといった人のために、念のため旧モデルも以下に紹介しておきます。

ドライマスター
ウェア内の蒸れを軽減し、優れた防水性能と透湿性を誇るTAICHIオリジナルの防水・透湿素材。

RS TAICHI公式サイト商品ページより抜粋 – https://www.ec.rs-taichi.com/

RSR045

RSR043

RSR042

RSR037

RSR036

レインタックコート 3303

スクーター 自転車
価格帯 手ごろ
収納性 ★★☆☆☆
防水性 ★★★★☆

自転車通学の学生がよく着ている白いアレ。僕自身は自転車通学をしたことがないので詳しくわからないのですが、雨の通勤時に見かける学生達が同じものを着ているので、不思議に思うと同時にある程度の防水性があるのだろうと思っていた。製品を見る限り恐らく学校指定らしい。白だけではなくネイビーも存在するので、短距離や短時間のスクーター・自転車には最適かもしれないので紹介します。

Liuhong レインコート 上下セット

スクーター 自転車
価格帯 安い
収納性 ★★☆☆☆
防水性 ★★★★☆

価格はお手頃なものの評価が高く、伸縮性が良いのか動きやすいといった意見が目立ちます。また着心地が良いとの評価もあり、PVC防水コーティングが施されたこの商品の耐水性の評価は、使用状況によって差はでるかと思いますが全体的に良いようです。この価格であれば、短~中距離のバイク・自転車通勤用に一着購入してみてもよいかもしれません。

その他バイク・自転車通勤で雨に役立つもの

リピート確定 コミネ ネオプレンハンドルカバー

これは、ネオプレン素材の定番ハンドルカバーで、最強の雨具だと思っています。どのようなバイクに付けても見た目が悪くならず、レインウェアと併用すると、袖からの雨水侵入等が一切なくなります。この時期だとグローブをしないままで丁度良いです。

実は、あまりにこの製品が良かったため、最近リピートで買い替えました。交換前は3年程使用したのですが耐久性がめちゃくちゃ良く、元から使用していた方もまだまだ使えそうです。ハンドル全体を包んでくれるので中での操作もしやすく、防水性も非常に高いため、雨の日の嫌な指のふやけから解放されます。
また、冬はグローブと併用すると格段に暖かいのですが、素手でもなんとか我慢できるほどの風よけ効果があります。このように、シーズンを問わず雨の際には通年使用することができるので、一つ買っておいて絶対に損はしないはずです。

圧縮袋でかさばるレインウェアの携帯性を向上

このようなバッグ型のコンプレッションバッグ・筒状の両端にはめて使うコンプレッションキャップ・防水袋のドライサック付きのコンプレッションバッグ等を活用することで、かさばってしまうレインウェアもコンパクトに収納できるようになるので、その分選択できるレインウェアの選択の幅がひろがるでしょう。

まとめ

バイク、自転車のレインウエアは様々あり、選ぶのに非常に迷うかとおもいますが、レインウェアは消耗品です。一生使えるものはないので、撥水スプレーなどを吹き付けても劣化状態が激しく、雨水が染み込んでくるようになったら、買い替えを検討しましょう。様々な製品を使っていくことで、皆さんの使用環境に合った選択肢が徐々に見えてきて、お気に入りのウェアに出会えると良いですね!