東京から30分の野池・用水路で小物釣りをやってみたら帰りたくなくなった

こんにちは。趣味は釣りと豪語しながら、いつまで経っても全くといっていいほど成長が見られない釣り初心者の破毛です。

最近、どこにでもある池や用水路で小魚が釣れるとの噂を聞いた。少し調べたところによると、どうやら「淡水小物釣り」というジャンルの用で、少しの道具と簡単な仕掛けがあれば、釣り未経験の親子でも比較的挑戦しやすく、持ち帰って飼いたくなるような綺麗な小魚が釣れたり、時には思わぬビッグファイトが楽しめることもあるらしい。

今回は、実際に近場のポイントに行き小物釣り体験をしてきた結果と、釣り方や仕掛けについて報告していきたいと思います。

そのときの様子を動画でもご覧いただけます

超お手軽!近所の水路で小物釣りに挑戦したら色々釣れたので早速オススメしてみた
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淡水小物が釣れるポイントを探した

そのへんの田園地帯

今回小物釣りに挑戦した場所/条件

場所:埼玉県某所

時間:11:00 ~ 16:00

天候:晴れ

釣りはポイント選びが最重要だと言って良いくらい、場所に釣果が左右されてしまうことが多い。というわけで少し調べてみたところ、農地や田んぼ付近の水路、池等で流れの緩いところが適しているようなので、早速思い当たるいくつかの場所に行ってみた。

水の中を見ると、小指の爪くらいの小魚の群れや、淡水の生き物がそれなりにいるようだった。眺めているだけでも楽しいのだけれど、今回は彼らを釣ることが目的だ。そして憧れのタナゴを持ち帰ることができれば万々歳だ。ただしタナゴが釣れたとしても果たしてそれがタナゴであるのか初心者の僕にはわからない。釣れてから考えよう。

田んぼの用水路は田植えが始まる頃に水が入ってから8月下旬の稲刈り前までであれば釣ることができる。それ以外の季節は池や小川の水が深い場所を狙うことになるようだ。

生き物が豊富な田んぼの水路

こんな感じで品定めをしていき、釣りやすそうな場所に目星をつける。ちなみに、そこに魚が見えたとしても、ものすごく浅い場所や流れが速い場所は釣りにならない可能性があるので今回は保留した。

底に佇むザリガニ

淡水小物の釣り方

釣り方といっても、流れの緩い場所で魚が居そうな箇所に仕掛けを入れてアタリを待つだけと、至ってシンプルな方法だ。魚が居そうな場所は隠れやすい場所や魚が落ち着きそうな影のある場所、または餌が水の流れで溜まりそうな箇所など雰囲気で選んだ。尚、小物釣りの場合のタナ(水深の層)は基本的に底付近を狙うと良いようなので、場所に合わせてウキを調整してみた。

今回は、シンプルな「のべ竿」に市販の仕掛けを使用することで場所移動も楽になり、トラブル時もすぐに作り直せる方法にした。餌は長期間保管でき、好きな時に好きな量だけ使えるグルテン系の練り餌を使う。エサ持ちの良さを求める場合は赤虫やミミズを使うことで、釣りにあまり馴染みのない子供でもストレスなく釣りをすることができるので、状況に応じて使い分けると良い。

小物釣りに使用した仕掛け

  • 道糸 ナイロン0.3~0.8号程度 200円~1000円程度
  • 市販の仕掛けセット 価格:500円前後
  • ガン玉や板オモリでウキに合わせて調整 価格:100~300円程度
  • 練り餌や生き餌など好みに応じて選択 価格:0円~500円程度
今回用意したコンパクトな道具たち。これだけの道具で釣りが楽しめてしまうらしい。

竿:清流のべ竿 1.8m

コンパクト延べ竿

竿はシンプルな「のべ竿」といった竿で、釣る場所によって長さを選択する。釣る場所があまりに近くて釣りにくい場合は、竿尻のふたを開けて数本抜き出し、短くして使うこともある。価格にして数百円から数万円とものによってとてつもなく値幅があるが、こだわらなければどんな竿でも釣りをすることができる。

仕掛け:市販の仕掛け

「マルフジ特選タナゴスレ鈎 ウキ付き」袋から出した状態で仕掛け一式がセットされた状態になっている

釣り具店やオンラインショップで販売されている小物仕掛けを使うと、取り付けるだけで使えるのでおススメ。手で作れないこともないが、小さすぎてやや面倒くさい上、たまに釣る程度なら1つ1つ道具を揃えるとコスパが悪くなることもしばしば。ちなみに、今回はマルフジ特選タナゴスレ鈎 ウキ付きを使用した。ちなみに、ウキ無しもあるようだ。

セット内容は大体、ウキ+イトウキ+自動ハリス止め+ハリのような構成となっている。ハリやウキがない場合は適宜買い足すことになるのでその点はよく確認してから購入してほしい。

エサ:練り餌、または赤虫・細いミミズなど

「マルキュー タナゴグルテン」携帯しやすいボトルに軽量スプーンが付属していた

エサに関しては何でもよいが、各餌によるメリットは次の通りだ。

  • 生き餌:ミミズならその場で手に入る。餌持ちが良く子供でも扱いやすい。練り餌に比べて食いが良い。無料。
  • 練り餌:好きな量を作れる。乾燥状態で長期保存できる。携帯していればいつでも使える。指が臭くなりにくい。

他にも細かい特徴は沢山あるが、好きなものを選べばよいとしか言えない。今回の釣りでは小さな携帯ボトルに入った「マルキュータナゴグルテン」を使用。

その他にあると便利なもの

アミアミの虫かご

便利な100円ショップの虫かごに紐を付けて沈めておく

ネットや網状の虫かごがあると、釣れた魚をそこに入れて水中に沈めておけば持ち帰る際にも元気な状態を保つことができる。バケツや透明な箱に入れて地上に出しておくと、日よけの草を入れておいても水温上昇などでせっかく釣った魚達が死んでしまうことが多い。

おさかな観察ケース

釣れた魚を観察したり、ケースにメモリが付いていて簡易的にサイズを測定することができるものもある。これがあると楽しい。

実際に小物釣りをしてみた

写真は用水路横のメインの細い川

早速、最初に見つけた田んぼ横の水路で開始することにした。水深は1m程度で緩い流れがあり、練り餌が流れてしまう程ではない。まず、餌に付属していたスプーンを使い、予め用意しておいたコンタクトレンズケースに乾燥した練り餌の素と水を1:1の割合で入れてこねくりまわす。そのまま手のひらでダンゴにすれば完成。すこぶる簡単である。そして、そのまま外に出して使っているとすぐ乾燥してしまって水分の追加が必要になるため、半分ほどに分けたら残りのエサはコンタクトケースにしまい蓋をすることで乾燥を防ぐことができる。エサのつけ方だが、針先で餌のダンゴをひっかくようにすることで、水に浸かったあとも針の軸にエサが張り付き落ちにくくなる。

ハリに餌をつけた状態。これでもかなり多め。

それでは仕掛け投入!水は少し濁りが入り魚の姿をはっきり見ることはできないが、水面を跳ねる何かのカスのような光景に胸に期待を膨らませる。

ウキがピコピコと動き生体反応があった

エサを緩い流れに乗せるとすぐにウキがピコピコと魚信がある。いつ合わせていいかわからないので、適当に竿を上げてみる。しかし全く釣れない。躍起になって2投目3投目と続け、小さなアタリに何度も合わせているとついにその時が来た。びびび!と手元に魚の感触を感じたと同時に銀色に輝く獲物が水から飛び出す。そのまま竿を立て手元まで引き寄せると・・・

投入直後に釣れてしまった元気に跳ねるなにか。

なんとも可愛い何かの魚が飛び出した。モロコなのかクチボソなのかすらよくわからないが、ひとまず1匹目をゲットし坊主逃れに安堵した。予想より早い段階で簡単に1匹目が釣れたことに歓喜の舞を踊りたい程だが、それを抑えて2匹目を狙う。ほらほらお魚ちゃん達、どんどん釣れてきなさい。

30分後

おや・・・?全く釣れなくなってしまった。何が起きているのか理解できない。昔誰かが言っていたな、「居ない魚は一生釣れない」と。そんなことを思い出し、文句を言っていても仕方がないので場所を変えることにした。

近くの池に場所を移動した

近くの池はあまり流れがなく釣りやすそう

全く釣れなくなった水路から数十メートルのところに池と水路がまとまった箇所があり、そこを本日2か所目のポイントとなる。先ほどとは違い、流れがほとんどなくアタリが出るまでひたすら待っていられる。水面を見るとなんだかブクブクと気泡のようなものが浮いてくる。これは魚かザリガニか。よくわからないが早速仕掛けを投入してみた。それにしても魚って何を考えて生きているのだろう。

それにしても20か所程蚊に刺されるとどこが本当に痒いのかわからなくなるなあボリボリ。とぼーっとしていると、ピコピコと魚信があったので、やる気なく竿を立て合わせてみた。

フナのようななにかが釣れた

わあなんか釣れた。

目の前で僕に釣られた魚はぴちぴちと動き回り、そして勝手に池にかえっていった。

こっちの方がよく釣れるじゃん!こうして天気の良い日にぼーっと池で竿を出し、小さい道具で小さな魚を釣るのも乙なものですな。と2匹目にして魚を釣るだけの楽しみをわかったつもりになって、その風情に浸ってみた。実際のところ、食べられない魚は正直あまり興味が・・・ないようななくもないような。そんなことを言っているうちにまた釣れた。うん。ここはとても良い。何故って、すぐ釣れるから。

タナゴのようななにかが釣れた。タナゴであれば本命ゲット!

こんな感じで気づいたら、持ってきた虫かごが魚だらけになっていた。クチボソだかフナだかモロコだか知らないが色々釣れた。釣りに夢中で気が付かなかったが、すでに空はオレンジ色に染まりいい時間となってしまったので納竿とした。

コイとかフナとかクチボソとかモロコとかタナゴとかなんだかわからないものがわんさか釣れた

今回の釣果

種類
淡水の小魚たち数えてない
タナゴ

まとめ

なんだかんだ淡水の小物釣りは時間を忘れる程に楽しむことができた。はじめは小物釣り初心者だった僕も釣った回数を重ねるごとに、目の前で産卵するトンボに風情を感じられる程に成長した。気分は小物釣りのベテランと言っても過言ではないだろう。気分だけ。

少ない道具で手軽に楽しめた

今回小物釣りをしてみた中で特徴的だったことは、非常にコンパクトに収まる道具で楽しめるという点だ。特にポイント移動の際は、仕掛けを簡単に巻いたら竿を縮めててくてく歩くだけで済み、気になる箇所はどんどん仕掛けを入れて試したくなる。また、僕は練り餌を使ったので、魚をバラすとすぐにエサを付けなおさなければいけなかったが、生き餌を使うことで、同じエサのまま何匹も釣ることができるほど餌持ちがよくなり、小さな子供でも簡単に釣りを楽しめるのも大きな魅力だ。

これほど手軽に釣りが楽しめるのであれば、また来てみても良いかな。釣りをやったことがない人でも簡単にできるので、興味がある人は適当な釣り具店にでも足を運び、是非チャレンジしてみることをお勧めしたい。