翻訳ブログ

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創業30年の翻訳会社です。
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こんにちは。

 

書類整理をしていたら、以前書いたメモが見つかりました。

 

それは、「英文和訳でおかしやすい3つの間違い」というものでした。

 

本当に3行だけしか書いていなかったのですが💦

 

せっかくなので、皆さんにもシェアします。

 

1.文法通りに訳そうとする

 

2.辞書にある訳語だけを使おうとする

 

3.英文と日本文を突き合わせてチェックをしてしまう

 

以下、補足です。

 

1.については、きちんと訳そうとする人ほど、この間違いをしてしまいがちです。

もちろん、きちんと訳すのは大切なのですが、文法通りに訳すと、かえってわかりにくくなるときがあります。

 

2.については、辞書に書かれている訳語は、確かに参考になるのですが、その中にある訳語を使ってもしっくりこない場合もあります。そのときは、類似語をたどっていくなどしながら、別の訳語も検討してみましょう。

 

3.については、翻訳文のチェックをするとき、英文と突き合わせること自体は問題ないです。

また、訳ぬけをチェックするためにも、英文と日本文を突き合わせながら見直すことは必要です。

ただし、1.と同じ原理で、英文通りにきっちりきっちり訳そうとすると、日本語として読んだときに違和感を覚えることも少なくありません。

 

英文和訳をしたときには、一旦、訳した後に、日本語だけで読み直してみることが大切です。

 

また、可能であれば、訳ぬけに関しては訳した後すぐに見直し、その後、2日ほど「寝かせて」それから読み直すと、意外に日本語の違和感に気付きやすいものです。

 

・・・。

何かの参考になれば幸いです^^

 

 

 

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みなさん、こんにちは。

 

当社では翻訳やテープ起こしのご依頼をお受けしているのですが、よく頂くのが、

登場人物の名前の漢字がわからないが、どうすればいいですか?」というご質問です。

 

基本的には、クライアントに確認していただけばよいです。

 

ただ、例えば、翻訳をする文章を作成したのが、直接やり取りをする業者さんではない場合もあります。

 

そのような事情で、どうしてもわからない場合は、カタカナ表記にして納品することが多いです。

 

また登場人物が外国人の場合は、George(ジョージ)、William(ウィリアム)など、読み方がよく知られている名前のときはカタカナ表記にしますが、読み方がはっきりしないときは、アルファベット表記にします。

 

それから余談ですが、論文などで人名がいくつか出てきたあとに”et al.”とある場合は、「~ら」とします。

 

ご参考になれば幸いです。

 

それでは、また。

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みなさん、こんにちは。

 

今回は、ちょっとしたエピソードを1つ。

 

ある時、フリーランサーの方から依頼中の仕事について質問がきました。

 

「"Visa versa"って何て訳すのでしょう?」。

 

いろいろ辞書を引いてみましたが、見つかりません。

 

visaは「ビザ」としてもそんなの関係あるのかな?(ちなみにコンピュータ関係のお仕事でした。)

 

それに「versaだけの意味って?」と考えるうちに、vice versaという言葉にたどり着きました。

 

「逆に、反対に」という意味ですね。

 

改めて原文を見直すと、確かにこの言葉の前後では反対になるような言葉が来ていますので、解釈は間違ってなさそうです。

 

作成された方が違うスペルを書いてしまわれたようです。

 

なんだそうだったのか。

 

 

無事に文章がつながったことに安堵するとともに、こっそりうれしくなってしまいました。(^^)


それでは、また。

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みなさん、こんにちは。

最近、「気づき」つまり気づくということが、とても大事だなと思うようになりました。
気づくことができれば、修正や改良ができます。
それに気づくことが大きな発見やアイデアにつながることだって少なくありません。

前回、観光パンフレットやホームページの翻訳のことをお話しました。
特にこういった翻訳では、わりと一般的な言葉が登場することが多いせいか、
意外に思い込みで単語を訳してしまうことが多いようです。

たとえば、ホテルの「スイートルーム」は、どういう綴りでしょう?

sweet room って思ってませんか? 

正解は、suite room です!


suiteは、一続きの、とか、一揃いの、という意味があります。つまり、寝室、浴室のほかに、
居間が一続きになっている部屋ですね。決して新婚さんや恋人たちのための「甘い部屋」ではありませんので、ご注意を。

甘いといえば、お菓子ですが、菓子職人は、よくパティシエ(patissier)という言葉が使われます。でも、これは、実はフランス語。英語では、pastry cook、pastry chefなどといいます。

これを防ぐには、訳をチェックするときに、常に問題意識を持って、さまざまな角度からチェックすることです。素朴なことでも「本当にそうなのかな?」と思うことが気づきへの第一歩です。
 

それから、簡単な単語とあなどらずに少しでもあいまいなものは辞書で確認しましょう。

こういったことを意識して実行するだけでも、「気づき率」がぐっとあがりますよ。


ぜひ、お試しください。

それでは、また。

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いつもお話しすることですが、

翻訳は、中学生が習うような簡単な単語ほど

訳が面倒だったりします。

 

saveもその一つです。

 

saveを辞書で調べると、いろいろな訳が出てきますね。

 

救う、助ける、守る、保全する・・・

 

パソコン用語では、saveは「保存する」となりますし、

お金や物を「蓄える」という意味もあります。

 

ということで、

この言葉に出会うと「あらぁ~💦」となることも

少なくないです。

 

例えば、こういう文章の場合、

あなたならどう訳しますか?

 

However, by using this machine, you can save more than 40% of total oxygen consumption.

 

* oxygen consumption:酸素消費量

 

save以外のところを訳してみると・・・

 

しかし、この機械を使うと、酸素消費量を合計で40%以上○○○○できる。

 

・・ですよね。

 

さて、saveですが・・

 

酸素消費量を「救う」?

 

消費量は救えないし・・

 

酸素消費量を「保存する」?

 

・・なワケないですね。。

 

というように、いろいろと考えていき・・・

 

一つの答えを出しました。

 

「しかし、この機械を使うと、酸素消費量を合計で40%以上「節約」できる」。

 

ちなみにmore than~は、厳密に訳せば「~より多く」ですが、数字が続くときは「~以上」とすることが多いです。

 

 

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