6月から7月にかけて、母親のガン治療のため週に5回×5週間、25回連続で放射線治療に通いました。
片道約40キロで往復80キロ。今思うと良く通ったなと思います。
そこは国立の大学病院で、建物がいっぱいあって広大な敷地でした。
あのドクターXもここで撮影してたそうですが、コロナ禍だと当面、続編は無理でしょうね。
さて本来なら入院して治療するのが妥当と思いますが、病院側はよほどの事が無い限り入院させたくない様子でしたね。
コロナの患者を受け入れてるから、感染リスクを負いたくないのかなと。
これもさだめと諦めて…
何だか修行僧の勤行みたいだなと思いながら5週間通いました。
治療が終わってから一カ月後に検査をし、腫瘍がどうなったか診察しましたが、おかげ様でガン腫瘍のあとはきれいに消えていた。
苦労の甲斐があったというものです。
今後は月一で検査をして、放射線治療の後遺症確認や、ガン細胞がどこかへ飛んでないか確認する。
放射線治療は患部の周辺にダメージがあります。気持ち悪くて食が進まないと母も良く言ってましたし、骨がもろくなって折れてしまう人いるとか。
外科的治療よりは楽とはいえ、甘く見ない方がいいですね。
母の病気もひと段落したわけですが、つくづく病院や医師については思う事がありました。
医者も人によって違うと。医師免許持っててもレベルもそれぞれ。お勉強ができるだけじゃダメな職業第一位ですよ。
医者こそは適正が外せないのじゃないか思います。
出来ることと向いてるのは違う。医者に限らず、全ての職業は適性が重要だけどね。
自分自身も振り返ってみると、適正が…なんて念頭に無かったです。
今更な事ですが若い頃って考えが浅い、全くお恥ずかしい限りです。