明後日実施される第37回社会福祉士国家試験の受験者数が過去20年の中で最も少ない3万1186人であることが判明したそうです。
第36回試験と比較すると、約3000人減少した状況です。
この数字は申込み人数なので、実受験者数は更に下がることが想定されます。
受験者数の減少=出題問題内容に影響するとは結びつきませんから、これまでの下積みを遺憾なく発揮されてくださいね。
参考程度にですが、2024年10月に実施された関連資格の第26回介護支援専門員(ケアマネ)においては、受験者数が前回比約3000人減少しましたが、20年ぶりに合格率が30%を超える高水準となっていました。昨年度試験から合格率上昇が続いています。
ケアマネ試験の場合は、2027年度の試験改正で受験要件が緩和される等、国の施策や方向性、需要によって合格者数が変動する事情もうかがえます。
社会福祉士試験においては、2年連続で合格点が6割ジャストで、合格率が上昇中ですので、新カリキュラム初の今試験についても注目ですね。